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四ツ橋

利用者さんブログ~古書の文化~

公開日:2025.05.21

更新日:2025.05.21

私は本を読むのが好きです。しかし、ずいぶんと縁遠くなったと感じます。


涼しくなった今頃、時々町中を歩いていると古書を並べていたり、案内を見たりします。

その度に浮足立つ気持ちと誘われる香りを抑えつつ、様々な悩みと葛藤します。家の狭さやお金のこと云々……


日本は中世から近世にかけて軒並み、識字率は高く、戦後にかけて常用漢字が定められました。
背景としては複雑なものの、ひとえに紙の資源量が多いことがあげられると感じます。

古書には様々な紙の種類があり、古いものから和紙や藁半紙、洋紙等々、それぞれ匂いも違って情緒を感じます。

当初は人による手書きで写本であったものは、時代を経るにつれて木板を使用した印刷となって、
いまや輪転機による大量印刷が可能となりました。本と呼ばれるものは何も印刷しておわり……
ではなく、最後に綴じる作業を行います。


一説によると表紙に羊皮紙を使用した所から現代の本が始まったとされてます。
羊皮紙は動物の皮をなめしたもので耐久性に優れており、重宝されてました。


ここまで、本の歴史や作りなどにふれました随分と遠くに来た気がします。


私にとって本は様々な移ろいを情報として感じれるものであり、いわばローカルストレージとして便利だと感じます。


いまや、インターネットは集合知として確立してますがその実として危ういバランスの上で成り立っています。
そこで、人生の享楽として、栞として、古書を拾って歩くのも悪くないと感じるのです。



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利用者Kさんによるブログでした。
なんだか古い紙のにおいや古民家の街並みまで浮かぶような、素敵なブログでした。

今や電子書籍も増え、紙の本の需要も減ってきているそうです。


それでもたまにはこうして書籍の文化を追ったり、新しい紙やインクのにおいを感じたりするのもよいかもしれませんね。


Kさん、ありがとうございました!


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