
合理的配慮とは:定義と具体例
公開日:2026.02.20
更新日:2026.02.20

「合理的配慮」という言葉、最近よく耳にするようになりましたね。
一言で言えば、「障害のある人が、他の人と同じように活動できるように、個々の状況に合わせて調整や変更を行うこと」を指します。
単なる「親切」や「ボランティア」ではなく、障害者差別解消法という法律に基づいた法的義務(または努力義務)である点が大きなポイントです。

1. 合理的配慮の3つのポイント
合理的配慮が成立するには、以下の3つの要素が重要です。
- 個別のニーズへの対応: 「障害者全員にこれをする」という一律のルールではなく、一人ひとりの困りごとに合わせて対応します。
- 過度な負担がないこと: 対応する側(企業や行政)にとって、コストや体制面で「やりすぎて潰れてしまう」ような無理がない範囲で行われます。
- 意思の表明: 原則として、本人(または家族など)から「こういう助けが欲しい」という意思表示があったときに対話が始まります。
2. 具体的な例
場面ごとにどのような配慮があるか、いくつか例を挙げます。
| 場面 | 合理的配慮の具体例 |
| お店・サービス | ・段差がある場合にスロープを設置したり、介助したりする。 ・筆談や手話、視覚的な図を使って説明する。 |
| 職場 | ・車椅子で移動しやすいように机の配置を変える。 ・疲れやすい特性に合わせて、休憩時間を こまめに取る。 |
| 学校・試験 | ・視覚障害がある場合に、問題を点字や拡大文字 にする。 ・パニックを避けるため、別室で受験できるよう にする。 |
3. なぜ「合理的」配慮と呼ばれるのか?
「合理的」という言葉には、「目的(バリアを取り除くこと)に対して、手段が適当で、かつ負担が重すぎない」という意味が込められています。
例えば、「2階の会議室に行きたい」という車椅子の方に対し、エレベーターをその日のうちに新設するのは物理的・経済的に困難(過度な負担)かもしれません。しかし、「1階の部屋に会議場所を変更する」ことは、すぐにできる「合理的」な対応と言えます。
大切なのは「対話」
合理的配慮は、どちらかが一方的に要求したり、決めつけたりするものではありません。
「何に困っているのか」と「何ができるのか」を、お互いに歩み寄って話し合う「建設的対話」が最も大切だとされています。

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