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名古屋上前津

【間違えて覚えているかも!?】よく使うビジネスワード

2025.04.15

こんにちは、名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ名古屋上前津です。
(在宅支援も充実!)

今回は、ビジネスシーンでよく使われる単語についてお話させていただきます。
意味や使い方が紛らわしく、間違えやすいものもありますので、
それぞれの正しい意味と使い方、間違えやすい点などを解説します。
チェックし、今後の生活にお役立てください!

  1.  所為(せい) と 所為(しょい)
    • 所為(せい) :原因・理由。多くは良くない結果の原因を指すことが多い。
             「不景気の所為で業績が悪化した」
    • 所為(しょい): 行為・ふるまい。「彼の所為は目に余る」
  2.  寡聞(かぶん)と 過分(かぶん)
    • 寡聞(かぶん): 知識や見聞が狭いこと。謙遜して自分の知識不足を言う際に使う。
             「寡聞にして存じません」
    • 過分(かぶん): 身に余るほどであるという意味で、相手の厚意などを表す際に使う。
             「過分なお心遣い恐縮です」
    • 間違えやすい点:字面が似ているため、意味を混同しやすい。
  3.  汎用(はんよう)と  凡庸(ぼんよう)
    • 汎用(はんよう): 広くいろいろな方面に用いること。「汎用性の高いソフト」
    • 凡庸(ぼんよう): 平凡で、特に優れていないこと。「凡庸な成績に終わる」
    • 間違えやすい点: 読み方は似ているが、意味は全く異なる。
  4. 「遵守(じゅんしゅ)」 vs. 「順守(じゅんしゅ)」
    • どちらも「規則や法律などを守ること」という意味で、意味の違いはほとんどありません。ただし、法令や規約など、より厳格なものを守る場合は「遵守」が用いられる傾向があります。
    • 間違えやすい点: どちらの漢字を使うべきか迷うことがある。
  5. 「杞憂(きゆう)」 vs. 「危惧(きぐ)」:
    • 杞憂(きゆう): 無用な心配。取り越し苦労。「杞憂に終わることを願う」
    • 危惧(きぐ): 危険を感じて不安に思うこと。「今後の経済状況を危惧する」
    • 間違えやすい点: どちらも心配を表す言葉だが、根拠の有無や深刻さに違いがある。

「了解いたしました」: 目上の方に対して使うのは失礼。「承知いたしました」「かしこまりました」が適切。

「参考になりました」: 目上の方の発言に対して使うのはやや失礼。「大変参考になりました」「勉強になりました」がより丁寧。

「〜してください」: 依頼の際に直接的な表現は避け、「〜していただけますでしょうか」「〜お願いできますでしょうか」などクッション言葉を用いる。

二重敬語: 一つの語に二つの敬語を重ねるのは不適切。「おっしゃられました」「拝見させていただきます」など。正しくは「おっしゃいました」「ご覧になりました」「拝見します」など。

「〜的」の多用: 多用すると冗長な印象を与える。「具体的な」「本質的な」など、より具体的な言葉に置き換えることを検討する。

「〜ベースで」: カタカナ語の安易な使用は避け、状況によっては「〜に基づいて」「〜を基本として」などの言い換えを検討する。

略語・専門用語の多用: 相手や状況によっては理解できない場合があるため、注意が必要。

これらの単語を正しく理解し、適切な場面で使えるように心がけることが、ビジネスコミュニケーションの基礎となります。日頃から意識して言葉を選ぶようにしましょう!