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名古屋上前津

【イライラはコントロールできる?!】アンガーマネジメントとは?

2025.04.23

こんにちは、名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ上前津です。
在宅支援も充実しています!

今回は、アンガーマネジメントについてお話させていただきます。
自分のイライラはどこから来るんだろう・・・。
なぜ怒りをコントロールできないのだろう・・・。

怒りの源を疑問に思ったり、自分の怒り自体にストレスを感じた経験はありませんか?
《怒り》について理解し対処ができれば、日常生活はもっと快適になるかもしれません。
アンガーマネジメントを用いた実践法についてまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで始まったとされる、怒りの感情を理解し、コントロールするための心理トレーニングです。怒りそのものをなくすのではなく、怒りを感じたときに衝動的な行動を取らず、建設的な方法で対処することを目的としています。
心理教育として体系化されており、老若男女だれでも気軽に取り組めるものとして確立されています。

様々な理由がありますが、今回は代表的な理由を以下に挙げていきます。

人間関係の改善: 怒りの感情に振り回されることが減り、家族、友人、職場など、様々な人間関係が円滑になります。
ストレス軽減: 怒りを溜め込んだり、爆発させたりすることは、心身に大きな負担を与えます。アンガーマネジメントを学ぶことで、ストレスを軽減し、より穏やかな気持ちで過ごせるようになります。
後悔の減少: 怒りに任せて言動してしまい、後で後悔するという経験は少なくありません。アンガーマネジメントは、衝動的な行動を抑制し、後悔するような事態を防ぐのに役立ちます。
自己肯定感の向上: 怒りをコントロールできるという感覚は、自信につながり、自己肯定感を高めます。

  • 怒りは自然な感情である: 怒りを感じること自体は悪いことではありません!問題なのは、その表現方法や強さです。
  • 怒りのピークは短い: 怒りの感情が最も強くなるのは、ほんの数秒から数十秒と言われています。このピークを乗り越えることが重要です。
  • コントロールできる怒りとできない怒りがある: 他者の行動や過去の出来事など、自分ではコントロールできないことに対して怒りを感じることもあります。そもそもコントロールできない他者の怒りに対してはアンガーマネジメントを実践しません

自分の怒りのパターンを知る
どんな時に、どんな状況で怒りを感じやすいのか?
怒りを感じると、どのような身体的な反応(心拍数の上昇、呼吸が速くなるなど)が現れるか?

6秒ルール
怒りのピークはほんの数秒と言われています。カッとなったら、心の中で6秒数えるなどして、衝動的な言動を抑えましょう。

怒りの原因を探る
なぜ自分が怒りを感じたのか、その根本的な原因を冷静に分析してみましょう。表面的な出来事だけでなく、自分の価値観や期待が裏切られたと感じたのかもしれません。

ストレスを溜め込まない工夫をする
日頃から適度な運動、十分な睡眠、バランスの取れた食事を心がけ、心身の健康を保ちましょう。
信頼できる人に相談することも、ストレス軽減につながります。

「アンガーマネジメント 診断」でネット検索すれば無料で受けられる診断が多く存在します。
自分がどんな時に怒りを感じるのかを知る材料のひとつとして活用してみるのもおすすめです。

アンガーマネジメントは、すぐに効果が出るものではなく、継続的な実践が必要です。
焦らず、少しずつ日常生活に取り入れていくことが大切です。
もし、怒りの感情に困っていると感じたら、ぜひアンガーマネジメントを学んでみてください!