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名古屋伏見

リワーク支援と就労移行支援の違いとは? 〜職場復帰・再就職に向けた選択肢〜

2025.05.14

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。

現代社会では、うつ病適応障害双極性障害などによって一度職場を離れざるを得ない人が増えています。

休職や離職を経験した後、「また働きたい」と思ったとき、どのような支援があるのか。

今回は、よく混同されやすい「リワーク(復職)支援」「就労移行支援」の違いと、それぞれの特徴についてわかりやすくご紹介します。

リワーク(復職)支援とは、精神的な不調(うつ病や不安障害など)により休職している人が、再び職場に戻るための「職場復帰支援プログラム」です。
主に医療機関のデイケア一部の就労支援事業所で実施されています。

プログラム内容は、以下のようなものが中心です。

  • 毎日の通所による生活リズムの再構築
  • 集団作業や対人トレーニングによる「働く準備」
  • 認知行動療法などを通じたストレス対処スキルの習得
  • 復職後の再発防止のための心理教育

大きな特徴は、「元の職場に戻る」ことを前提としている点です。
復職に向けて、主治医や産業医、人事担当者と連携しながら、段階的に職場復帰を目指します。

就労移行支援は、障害のある方(精神障害、発達障害、身体障害など)を対象に、一般企業への就職を目指す福祉サービスです。

就労移行支援の対象者は、離職中・無職の方で、「これから働きたい」という希望を持つ人。
以下のような支援が行われます。

  • ビジネスマナー、PC訓練などの職業訓練
  • 就職活動のサポート(履歴書の添削、面接練習など)
  • 職場実習や企業とのマッチング支援
  • 就職後の職場定着支援(定着支援員が職場と連携)

期間は原則2年間
就労経験が少ない方やブランクが長い方にとって、ステップを踏んで社会復帰するための心強い制度です。

以下のように整理できます。

リワーク支援が合っている人
 ⇒現在休職中で、できれば「元の職場に戻りたい」と考えている

就労移行支援が合っている人
 ⇒離職している or 職場復帰ではなく「新しい仕事」を探している
  &障害者手帳を持っている or 申請予定

また、障害者手帳を持っていなくても、医師の診断書や意見書があれば就労移行支援を受けられるケースもあります。自治体やハローワーク、地域障害者職業センターで一度、ご相談ください。

リワーク支援と就労移行支援は、「働くことを再び目指す」という点では共通していますが、対象者やゴールは大きく異なります。

自分の状況に合った制度をうまく活用することで、無理なく安心して社会復帰することができます。

アクセスジョブ名古屋伏見ではリワーク支援も就労移行支援もどちらも対応しております。

焦らず、一歩ずつ、自分らしい働き方を取り戻すために、まずはご相談を。
お気軽にご連絡ください。お待ちしております。

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