就職者インタビュー！後編『障害者雇用』【アクセスジョブさいたま】

就労移行で学んでよかったプログラム

スタッフ：アクセスジョブさいたまでやっていてよかったなということはありますか？

卒業生：いくつかあります。まず「ビジネスマナー講座」です。習ったことを事業所内で実践できたので自然と覚えることができ、仕事の出退勤の挨拶など、適切な敬語を使った話し方が身につきました。

タイピングの練習もおこなっており、一日15分ほどの時間で色々な課題をやりましたが、特に「ビジネスメールの練習課題」が役に立ち、仕事でもよく使う言葉の入力に慣れることができました。

オフィスソフトの学習にも取り組み、基本の使い方が勉強できました。仕事でオフィスソフトを扱うので、就職後も最初から戸惑うことなく扱うことができたと思います。

オフィスソフトの学習では、ドリルで簡単な表を作る練習もしていました。そのおかげで、仕事で集計作業を頼まれたときにも不安を感じずに引き受けることができました。

それからコミュニケーションに関する検定の勉強もおこないました。

このおかげで「自分を客観的に見る感覚」「自己中心的な考え方に捕らわれないということ」、「社会人として自立した生活をするために社会とのつながりが大切である」の三つについて学ぶことができたと思います。

アクセスジョブさいたまで行われていた電話ワークにも参加していました。電話の受け答えやメモの取り方を練習し、実際に仕事で電話がかかってきた時も緊張せずに応対することができたので、やっていて良かったと思います。

あとは息抜きにペン字の練習もしていました。何気なく書いた文字が褒められたので、ちょっと嬉しかったです。

通所後は、コミュニケーションの面でも変化があったと感じています。アクセスジョブさいたまで習ったことを、自分なりに実践することで、悩まずに自然なコミュニケーションをとれるようになったと思います。

障害者雇用の事務職で大切なこと

スタッフ：今後同じ事務職に就く人のために何か一言お願いします

卒業生：はい。仕事をする上で失敗は誰にでもありますが、「失敗を隠すこと」が一番良くないと思っていて、そのために「報告すること」は大切なので、常に意識するといいと考えています。

そして独断専行で何かをするということは、同じように仕事をしている方々に迷惑をかけてしまったり混乱させることになってしまうので、「何か迷ったことがあったら相談をする」ということは強く意識するべきだと思います。

スタッフ：最後に、卒業してからもここに通っていただけていますが、アクセスジョブさいたまの良いところはなんですか？

卒業生：そうですね、パソコンやコミュニケーションのワークに参加して、自分のなかで自信が無い部分を練習できる所です。あとは顔を出すと歓迎してもらえるのが嬉しいですね。何か頑張ろうって気持ちになれるので。

スタッフ：ありがとうございます、今後もぜひ来て下さい！

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