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清澄白河

【利用者ブログ】モノレール

2023.11.27

こんにちは、アクセスジョブ清澄白河の利用者です。

このところぐっと冬っぽい陽気になりました。

朝晩は冷えるので、暖かくして過ごさないといけませんね。

風邪などには十分注意して、元気に事業所に通所したいと思います。

さて、私は乗り物全般が好きなのですが、先日とてもショックなニュースを耳にしました。

それは『上野動物園モノレール廃止を前倒し!2023年12月27日に繰り上げ!!』というものです。

皆さんは上野動物園にモノレールがあることはご存じですか?

なんと、1957年(昭和32年)12月から運航されている日本で最も古いモノレールなんです。

そんな上野公園のモノレールですが、老朽化を理由に2019年11月に休止されるまで運行されていたのです。

実に62年間も同一車両で運航されていたんですね。すごいことです。

ちなみにですが、正式名称は『東京都懸垂電車上野懸垂線』です。

廃止理由なんですが、『車両更新ができず、事業継続が困難』ということだそうです。

そもそも上野公園のモノレールは、『上野式』という方式で独自に開発されたもので、車両の更新には多額の経費がかかるそうです。

いわゆる『特注品』ですから、修理にとてもお金がかかってしまうということですね。

軌道がレールではなく軌道桁となっており、走行輪が鋼製の車輪からゴムタイヤ方式になっていて...。

と、説明し始めたらキリがないので、この辺は省かせていただきますね。笑

私は上野動物園には頻繁に訪れているのですが、休止中のモノレールを見ながら「いつ再開するんだろうな...。」思っていたので、このニュースにはショックしかありませんでした。

なぜかって、日本国内に現存する懸垂式モノレールは、『東京都懸垂電車上野懸垂線(上野動物園のモノレール/東京都台東区)』『湘南モノレール江ノ島線(鎌倉市・藤沢市)』『千葉都市モノレール(千葉市)』『広島短距離交通瀬野線(スカイレール/広島市)』、の4か所にしかないレア中のレアなんです。

そんな上野公園のモノレールが廃止になるのはとても悲しいことなのですが、2026年には新たな乗り物、『跨座式』を採用したモノレールを作る計画があるみたいです。

『跨座式』っていうのは、たぶん皆さんパッと思い浮かぶ、『東京モノレール(羽田空港線)』とか、『日暮里舎人ライナー』のような軌道の上を走るタイプのモノレールのことです。

廃止まで残り少ない期間になりますが、現存するレアなモノレールの車両や軌道を写真に収めておくのも良いですね。