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川崎

【川崎】適応障害から社会復帰への道~最初の一歩~

2023.12.20

 

適応障害とは何か

 

適応障害(Adjustment Disorder)とは、特定のストレスや変化に対する適応が困難となり、日常生活に支障が出るといった心の状態を言います。通常、人々は様々なストレスや変化に適応する能力がありますが、過度なストレス等により、ある特定の状況に対して適応が難しくなり、そのことが原因で心理的な負担等を引き起こしてしまう、これが適応障害です。

 

今回は、そんな適応障害について、社会復帰するために大切な過ごし方や、周りからのサポートなどを紹介します。

 

 

適応障害になった時の相談先

 

 

適応障害と診断された時には、自分一人で対処するだけでなく、様々な組織の人とつながることが重要です。ここでは、それぞれのサポート先となる専門家などを紹介します。

 

  • 各精神保健専門家

精神保健専門家は、心理学者や精神科医、臨床心理士またはカウンセラーなど、様々な「心に対する専門家」が含まれます。これらの専門家は、適応障害の診断と治療において中核的な存在です。

例えば、適応障害の症状や、個々の患者様の状態に基づいて適切なアプローチを提供したり、カウンセリングを通じて患者様がストレスや変化に適応する手助けを行います。

 

 

  • 薬物療法担当の医師

一部の適応障害の患者様には、カウンセリングだけでなく、薬物療法が適している場合があります。その際は精神科医や心療内科医などが中心となり、必要に応じて各薬物療法を提案し、患者様の症状を軽減するために動きます。

 

 

  • ピアグループ

適応障害の患者様は、同じ適応障害を抱える人たちと交流することで、経験を共有し支え合うピアグループに参加することも有用です。

これにより、自分一人の適応障害の事だけでなく、周囲の適応障害などの共通課題等に対する理解が深まり、自身の孤立感がなくなり、グループとなることが期待されます。

 

 

  • 家族との協力

適応障害の家族からのサポートについても、適応障害の患者様に対して重要な役割を持っています。家族は患者様の状態を理解し、日常の事や悩みなどについてサポートすることで、患者様が社会復帰するプロセスをサポートすることができます。

 

 

ここでは、代表的な相談先を挙げていきましたが、他にも相談先はいくつかあります。まずは、自分が相談しやすい所を見つけ自分のことを話す、これだけの事でも、今後の過ごし方には大きな影響をもたらします。

 

 

 

適応障害になった時に自分を責めないコツ

 

 

適応障害になった時に重要な事はいくつか存在します。また、適応障害者にはしばしば「自分を責める」といった傾向がありますが、この自分を責めるのは精神衛生上いい状態とは言えません。

ここでは、自分を責めてしまいそうな時に自分の捉え方を変えることで、自分を責めることなく対処する、そんな考え方についてお伝えします。

 

 

  • ストレスへの異なる反応については個人差があること

人はそれぞれ異なる人生を歩みそれぞれ違った経験を持ちます。そのため、仕事などの「同じようなストレス」に対しても感じ方には個人差が生じます。

もし、「同じような状況」に対して別の誰かが適応しているからといって、自分がその状況に適応できそうにないとしても、自分を責める必要はありません。

なぜなら人は異なる背景や経験を持っており、それらが複雑に作用してストレスへの反応が生じるからです。

 

 

  • 適応障害は一時的なものと知ること

適応障害の一般的な発症例は特定のストレスに対する適応が難しい際などに起こりますが、こういった特定のストレスから発症する場合は一時的な状態であることがあります。

そのため、発症した後は周りの専門家のサポート等を求めることで、適切な対処法を見つけ、現在の状況から改善の見込みがあることを理解することが重要です。

 

 

  • 精神的な健康というものは多面的で複雑ということ

精神的な健康は物事を単純に観ること困難です。適応障害が発生する際には、ある一つの出来事から生じるのではなく、様々な要因が絡み合っていることがあります。

そのため、「自分が適応できなかったから適応障害になった」といった一つのことを原因に考えるのではなく、他にも様々な要因があることをいめーずするのも重要です。

 

 

  • 周りのサポートは重要であることを知ること

適応障害については、このブログでも取り上げているように、周りの専門家や家族、ピアの存在からのサポートは非常に重要です。

自分を責めることもあるかもしれませんが、自分を責めている間は自罰的になり、周りにサポートを求めることが難しくなる可能性があります。

そのため、自分ばかりを責めず、周りの人に相談をしてみることがサポートを受ける第一歩となり、適切なアプローチを見つけやすくなります。

 

 

ここでは、自分を責めないための考え方について触れてきました。そして自分を責めなくなった時、次のステップへと足を踏み出すことが出来ると思います。

ここから先は、日常での過ごし方についてどのように過ごしていくと有効なのかについて紹介します。

 

 

 

適応障害発症時の過ごし方について

 

 

適応障害者の過ごし方については、周りとの関りの中でサポートを受ける等を行い、どのように過ごしていくかを決めることが重要です。また、そういった過ごし方について、新しく小さな挑戦に取り組むことは重要な意味を持ちます。

ここでは、小さな挑戦を通じて得られるものについてお伝えします。

 

  • 自信の向上

日常生活に小さな挑戦に取り組むことは、いわゆる「成功体験」を積み重ねることができる機会になります。

これにより、適応障害者は自分のスキルや強み等を再確認や新しく発見することができ、自己評価が向上する可能性があります。

こうした小さな成功体験の積み重ねは、今後何か課題直面した際の大きな自信となります。

 

 

  • 適応能力の向上

小さな挑戦を積み重ねることは、適応障害者にとって、あまりストレスのかからない状況から始める良い機会と言えます。

少しずつ難易度を上げながら適応能力を向上させる、このプロセスは将来的な大きな課題に対処する際の準備となります。

 

 

  • 日常生活の質の向上

小さな挑戦に成功することは、日常生活においてポジティブな変化をもたらします。

これにより、適応障害者の方は自分の能力を発揮しながら日常的な活動や社会参加を増やし、日々の中で充実感や満足感を得ることができます。

 

 

 

まとめ

適応障害は、ストレスや環境によって日常生活にも大きな影響を及ぼします。ただ、適応障害に関しては日々の過ごし方や、周りの方からのサポートによって克服し、社会復帰への道を切り拓くことが出来ます。

アクセスジョブ川崎においても、サポートの中にある自己理解や小さな挑戦など、皆様の事をサポートすることが可能です。

自身の状態や就職先などについて相談したい方は、どうかお気軽に連絡下さい。