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アクセスジョブ清澄白河のプログラム紹介! VOL.4

2024.04.12

こんにちは。アクセスジョブ清澄白河の利用者です。

前回に引き続き、私の成長につながったプロブラムについて、利用者目線でご紹介します。今回は、自尊心を持つ方法についてワークを通して学ぶ「中間点を探す」というプロブラムのご紹介です。

『自尊心を育てるワークブック』(金剛出版、2019年)を用いながら、このプログラムは展開されます。

そもそも自尊心とは何かというと、前述の書籍では「自分自身に対する現実的で好意的な見方」と定義されています。つまり、自分の事を事実ベースで肯定的に捉えることです。そのため、自尊心を持つ人は、自分の弱みや未熟な面を認めながらも、強みや可能性を認識しています。

「それが出来たら困っていないけど、自尊心が持てるようになったらいいな。」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここで、自分の中での落としどころとしての中間点を探すワークを行います。

①こういう自分は好きだ/こういう自分であり続けたい を、<好きボックス>に書く

②こういう部分は嫌いだ/こういう部分は受け入れられない を、<嫌いボックス>に書く

③①②を踏まえ、「理想通りではないけれど、許容範囲で、これならばまあOK」 を<納得ボックス>を書く

自分の嫌いな部分にばかり目が行ってしまい、<嫌いボックス>があふれてしまうことを防ぐために、<嫌いボックス>が2つ増えるごとに、<好きボックス>を1つ増やすというルールのもとに進めるのがポイントです。

2つのボックスを書いたら、<嫌いボックス>のマイナスの要素を、<好きボックス>のプラスの要素で補うように、<納得ボックス>で自分の中で折り合いをつけていきます。心の葛藤の中で対峙する思いを融合して考えをまとめていくのです。

担当の支援員さんにも、「相反する心の自分の中の折り合いの付け方として、『でも、好きボックスあるし!』と思えるようなワークです。」と教えていただきました。

実際の私のワークがこちらです。

私は、出来る!と思って自分に期待してしまうのに、実際には上手くいかないことが多く、ギャップにしょんぼりしてしまうことが多いです。また、認知の歪みのうちの一つである「白黒思考」も強いため、私って全部だめだ~!と決めつけてしまうこともしばしば。しかし、この納得ボックスを見返せば、自分の良いところや弱みを受容しながらも改善したい気持ちがあることを再認識でき、少し前を向くことが出来るようになりました。 今後も、利用者目線でもプロブラムの魅力を発信してまいります。

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