就労移行支援事業所のアクセスジョブ > ブログ > 【アクセスジョブ静岡】クッション言葉、使っていますか?
ブログ
静岡

【アクセスジョブ静岡】クッション言葉、使っていますか?

2024.04.23

みなさんこんにちは!アクセスジョブ静岡です。

引地先生の講座の中で「クッション言葉」についてのお話があったことを覚えていますか?

みなさんは普段、クッション言葉は使っていますか?

アクセスジョブ静岡のプログラムのビジネスマナーに関する講座の中でも「クッション言葉」は出てきた事がありますよね。

このクッション言葉が「ビジネス枕言葉」と言われていることは実は前回のブログで初めて知りました。

普段の人間関係においても役に立つものですが、「ビジネス」という言葉がついているのであれば就労移行支援を利用するみなさんにとってはとても重要な言葉になりますね。

改めてこのクッション言葉にどういったものがあるのか、一緒に見ていきましょう!

そもそもクッション言葉ってなに?

クッション言葉についての説明

直接伝えると相手を不快にさせてしまうかもしれないこと、きつい印象を与えてしまうこと……と言われても「どういうこと?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

もう少しシンプルな言葉で説明するのであれば「何か言いにくい事」だと思ってもいいかもしれません。

相手にとって良い話であれば、そもそもクッションを置くことなく伝えてしまってもいいですよね。

誕生日のお祝いをする時に「恐れ入りますが、お誕生日おめでとうございます」と言う方はあまり見かけません。

ですが、例えば相手に「お願いをする」「反対意見を言う」「断りを入れる」「出来ない事を報告する」……など、こういった「言いにくいこと」を伝える時にクッション言葉はとても便利です。

これがプライベートであれば言いにくい事は飲み込んでしまってもいいかもしれません。

ですが、ここは就労移行支援事業所です。

みなさんが働いてからのことを考えると、言いにくくても言わなければならない場面があることはお伝えしなければなりません。

この「言いにくいけど言わないと……いやだなぁ……💦」の気持ちを少しでも手助けするためにクッション言葉を使ってみてください♪

アクセスジョブ静岡ですぐに使えるクッション言葉

クッション言葉の種類は多く、ここであれこれと紹介をしてしまうと逆に混乱してしまうことでしょう。

アクセスジョブ静岡での訓練の中で、職員相手に練習が出来るクッション言葉をいくつかピックアップしてご紹介いたします!

用事があって職員に声を掛ける時

用事がある時

支援員に声を掛ける際に、なんて声を掛ければいいのか……と迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その時は、これらのクッション言葉を使ってみてはいかがでしょうか。

「お忙しいところ申し訳ありませんが」
「お伺いしたいことがあるのですが」

朝のセルフチェックから始まり、一日の振り返りまで、報告のための声掛けの回数はとても多い事かと思います。

もちろん、職員も皆さんの報告を待っておりますので忙しくて手が離せない……ということはほとんどないのですが、「お忙しいところ申し訳ありませんが」という声掛けが習慣化されると就職後もスムーズな報告が出来るかと思います。

質問がある時には「ちょっと質問してもいいですか?」という声掛けをされる方もいらっしゃるかと思います。

これもクッション言葉の役割を果たしてはいますが、就労を意識して少し言葉遣いをビジネス向きに変えてみましょう。

普段から就職後を意識した言葉遣いを続けていると、それが習慣となってくるため見学や面接の際にも自然とそのような言葉遣いが行えるようになっていきますので、意識的に練習してみましょう!

職員からの提案を断る時

断る時

プログラムについての提案や求人の紹介など、職員から提案があることも多いかと思います。

提案をした職員の気持ちも考えて下さり、中々断りにくくてとりあえず頷いて後からどうしよう……と悩んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときにはこんなクッション言葉を使ってみてください♪

「申し訳ございませんが」
「せっかくのお話ですが」

お仕事の中での依頼や提案は引き受けることが出来るのであればもちろんお受けした方が良いですが、中にはどうしても難しくて断らなければならない時もあります。

そのようなときに、我慢して無理をしながら引き受けて辛い想いをするのではなく、自分の為にもきちんと断ることも重要ですので少しずつ練習してきましょう!

グループワークで反対意見を述べたいとき

反対意見を伝えるとき

あまり他の方の意見に反対するような内容のグループワークは行ってはおりませんが、中には「〇〇さんの考えは自分は反対の意見なんだよなぁ」と思う事もあるかと思います。

そういった際に「自分は反対の意見で……」と話し出してしまうと、最初に意見を言った方は否定されたような気持ちになってしまうかもしれません。


「反対意見を言って相手を嫌な思いにさせてもやだなぁ……」と自分の意見を飲み込んだことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

もちろん、相手を想って意見を飲み込む判断も円滑なコミュニケーションには必要なことだと思います。

ですが、自身の想いを伝えることが重要な場面もありますので、その時にはこのようなクッション言葉を使ってみてはいかがでしょうか?

「申し上げにくいのですが」

反対の意見であったとしても「申し上げにくいのですが、私は反対の意見を持っていて……」と伝えれば印象は少し和らぎます。

また、グループワークでは職員も同席をしておりますので、利用者さん間でのトラブルが起きないようフォローもいたします。

事前に「自分は他の人と意見が異なると何も言えなくなってしまう事が多いからそういう場面でも発言できるようにしていきたい」と思っていることを支援員に伝えていただければ、その練習が出来るように私たちもサポートしていきます!

最後に 「ありがとう」をクッション言葉に

ここまでは一般的なクッション言葉から、アクセスジョブ静岡の利用時に使えるものをご紹介させていただきました。

ここに引地先生が講座の中で仰られていた「感謝の言葉 ありがとうございます」もクッション言葉として意識してみてください♪

わたしたち支援員はみなさんの上司ではないので必要以上にかしこまらなくても良いのですが、職場を想定した練習相手として同僚や上司に見立ててコミュニケーションの練習を行っていただければと思います。

こういう時はどんな風に伝えたらいいんだろうと悩んだ時は、いつでも相談して下さいね✨

◇◆◇◆◇◆◇

静岡市内の多機能事業所「アクセスジョブ静岡」は毎月第2、第3水曜日が見学日♪

自立・生活訓練、就労移行支援、在宅支援で皆さまの「働きたい」をサポート致します!

他の曜日を希望される方はご相談くださいね♪

☎054-271-3990

見学申し込みはお問合せフォームよりお気軽にどうぞ!

◇◆◇◆◇◆◇