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清澄白河
今をいきる
2024.05.31
こんにちは。
アクセスジョブ清澄白河です。
5月も後半戦に突入しましたね。杜若(かきつばた)の花が水辺付近で見頃を迎えました。杜若は華道の世界でも今の時期からたくさん展示会で多くの作品を見かけるようになります。
先日、支援員は毎年開催されるいけばなの東京花展に出向いて
きましたが、いけばなの展示で時折、作品と共に添えられる仏教詩人
坂村真民さんの仏教詩文を今回はみなさんにご紹介したいと思います。
『咲くも無心 散るも無心
花は嘆かず 今を生きる』
まるで花の出生美(しゅっしょうび(草花の持つ個性や懸命に生きる様の姿に美を見出したもの)を唄ったかのような詩ですが、この詩文に込められた意味は以下のようなものです。
「私たちは過ぎた日々を後悔したり、自分の行く末を不安に思ったりして生きています。
しかし、過去は戻らないし、未来はまだ来ていません。私たちが生きているのは、今だけです。
花のように無心に、今を生きましょう。」
加えて、昨年京都で拝観した花展では詩にこんな言葉も添えられていました。
「四季は移ろい、冬は必ずやってくる。人生の四季もまたしかり。
ありのままをすべて受け入れる寛容な心を自然が教えてくれます。」
草花のありのままの姿をよくよく観察すると、他にも私たちにとって大切なことを教えてくれそうですね。
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