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四ツ橋

障がい者の就活にも「5月病」はある?~自分を大切にするためのヒント~

2025.05.08

新年度が始まり、新しい環境での生活がスタートした4月。期待と不安が入り混じる中、障がいのある方も就職活動や新しい職場での業務に懸命に取り組んでこられたことでしょう。しかし、ゴールデンウィークが明け、5月に入ると、なんだか気分が落ち込んだり、疲れやすさを感じたりすることはありませんか? それは、もしかしたら「5月病」かもしれません。

5月病とは?

5月病は、正式な病名ではありませんが、新生活における環境の変化によるストレスや疲労が蓄積し、心身の不調として現れる状態を指します。具体的には、以下のような症状が見られることがあります。

  • 精神的な症状: 気分の落ち込み、憂うつ感、意欲の低下、不安感、焦燥感、集中力の低下
  • 身体的な症状: 倦怠感、疲労感、食欲不振、睡眠障害、頭痛、めまい

障がいのある方の就活における5月病

障がいのある方の就職活動は、一般的に情報収集や応募書類の作成、面接など、多くのエネルギーを必要とします。新しい環境に身を置くことは、誰にとってもストレスとなる可能性がありますが、障がいのある方の場合は、体調管理や周囲への理解など、特有の課題に直面することもあるでしょう。

4月からの緊張状態が続き、ゴールデンウィークで生活リズムが乱れると、心身のバランスを崩しやすくなります。特に、以下のような状況にある方は、5月病になりやすいかもしれません。

  • 就職活動が長引いている: なかなか内定が得られない焦りや不安を感じている。
  • 新しい職場に慣れない: 仕事内容や人間関係にストレスを感じている。
  • 体調管理が難しい: 障がいによる体調の波があり、疲れやすい。
  • 周囲に相談しにくい: 不安や悩みを打ち明けられる人が少ないと感じている。

5月病への対処法と就活を乗り越えるヒント

もし、5月病のような症状を感じたら、無理せず休息を取ることが大切です。ここでは、ご自身を大切にしながら就職活動を乗り越えるためのヒントをご紹介します。

  1. 休息と睡眠をしっかりとる: 疲れていると感じたら、意識的に休憩時間を設けましょう。質の高い睡眠を確保するために、寝る前のスマートフォン操作は控え、リラックスできる環境を整えましょう。
  2. 適度な運動を取り入れる: 軽い散歩やストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことは、気分転換になり、心身のリフレッシュにつながります。
  3. バランスの取れた食事を心がける: 栄養バランスの偏った食事は、体調不良の原因となることがあります。野菜や果物、タンパク質を積極的に摂り、規則正しい食生活を送りましょう。
  4. リラックスできる時間を持つ: 趣味に没頭したり、音楽を聴いたり、アロマを焚いたりするなど、自分が心地よいと感じる時間を意識的に作りましょう。
  5. 誰かに相談する: 家族や友人、支援機関の担当者など、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。一人で抱え込まず、積極的に相談してみましょう。
  6. 就職活動のペースを見直す: もし、就職活動に疲れを感じているのであれば、少しペースを落としてみるのも一つの方法です。自己分析を深めたり、情報収集に時間をかけたりするのも良いでしょう。
  7. 完璧主義を手放す: 全ての選考で完璧を目指す必要はありません。うまくいかないことがあっても、自分を責めすぎず、「次は頑張ろう」という気持ちを持つことが大切です。
  8. 利用できる支援制度を活用する: ハローワークや就労移行支援事業所など、障がいのある方の就職を支援する様々な機関があります。これらの機関のサポートを積極的に活用しましょう。

最後に

5月病は、誰にでも起こりうる可能性があります。特に、新しいことにチャレンジしている時期は、心身ともに負担がかかりやすいものです。もし、不調を感じたら、決して我慢せずに、今回ご紹介した対処法を試してみてください。

そして、忘れないでください。あなたは一人ではありません。周りの人に頼ったり、利用できる制度を活用したりしながら、ご自身のペースで就職活動を進めていきましょう。応援しています。

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