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名古屋上前津

無意識のバイアスに気をつけよう!職場での偏見や思い込みの対処法。

2025.05.10

こんにちは!
名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ名古屋上前津です。
在宅支援も充実しております!

今回は、無意識のバイアスについてです
少しまとめておりますので、今後の生活にお役立てください!


職場では、誰もが平等に扱われることが望まれます。

しかし、私たちは自覚のないまま「無意識のバイアス」に影響され、不公平な判断をしてしまうことがあります。

本記事では、無意識のバイアスの基本的な考え方と職場で見られる具体的な例、その対処法について解説します。 


無意識のバイアスとは、自分でも気づかないうちに抱いている偏った思い込みのことです。
たとえば、「静かな人は消極的だ」「几帳面な人は仕事が正確そうだ」といった印象が、その一例です。

こうした思い込みは、これまでの経験や身の回りの情報、日常的な習慣などによって自然に形成されます。意図的でなくても、これらのバイアスは相手の評価や対応に影響を及ぼします。

その結果、誤った判断をしてしまったり、相手との信頼関係にひびが入ったりする原因になることがあります。


無意識のバイアスは、日常のあらゆる場面で現れます。
たとえば、会議で発言の多い人の意見が重視され、控えめな人の提案が見過ごされることがあります。

また、似た価値観や考え方を持つ同僚に対して好意的になり、異なるタイプの人には厳しく接してしまうこともあります。

新しい業務に関して「この人は前も失敗したから今回も不安だ」と過去の印象に引きずられることも、バイアスの一種です。

これらの思い込みは、無意識のうちにチームの多様性を損ない、創造性や公平性を妨げる結果につながります。


まず大切なのは、「誰にでもバイアスはある」という前提を受け入れることです。
「自分は公平だ」と思い込むほど、バイアスには気づきにくくなります。

次に、判断を下す前に一度立ち止まり、自分の考えに偏りがないかを振り返る習慣を持ちましょう。
相手の背景や状況に目を向けるだけでも、思い込みに気づくきっかけになります。

また、職場でダイバーシティやバイアスに関する研修を実施することも有効です。
具体的な事例を通して、判断の癖や思考パターンを客観的に見直す機会が得られます。

さらに、評価や意思決定の場面では、複数人の視点を取り入れることが大切です。
一人の主観に偏らず、より公正な結論に近づけるようになります。

無意識のバイアスは、完全に消すことはできません。

しかし、それに気づき、向き合おうとする姿勢が、公平で信頼ある職場づくりの第一歩になります。

小さな気づきを積み重ねることが、働きやすい環境をつくる力になります。