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名古屋伏見
“親が元気なうちにできる”8050問題対策
公開日:2025.06.24
更新日:2025.07.16

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。
「8050問題」とは、80代の親が50代の無職または引きこもりの子どもと同居し、親の高齢化と子どもの自立困難が重なって生活困窮などのリスクが高まる社会問題です。
この「8050の50の当事者」が仕事に就くためにできることには、段階的な支援や行動が必要です。以下に現実的なステップを挙げてみましたので、見ていきましょう。

自分の現状を整理する
自分の体調(精神・身体)、生活習慣、得意不得意、過去の職歴などを紙に書き出してみるといいのかもしれません。
「週に何日、何時間働けそうか?」という自分のペースを確認してみましょう。

地域の支援機関を利用する

- 地域若者サポートステーション(サポステ)39歳までが対象のことが多いですが、40代以降も相談できるところもあります。
- ハローワーク
 就労相談・職業訓練・履歴書の書き方支援なども行っています。
- 福祉事務所・生活困窮者自立支援制度
 働く前の支援、生活の安定や家族問題のサポートもあります。
- 引きこもり地域支援センター
 就労に直接つながる支援ではありませんが、社会との接点づくりに役立ちます。
就労移行支援などの活用
精神的・身体的に不安がある場合、障害福祉サービスの一環として「就労移行支援」などを利用できる場合があります。
医師の診断や自治体の判断が必要となります。

段階的な社会参加

最初から「正社員」を目指すよりも、段階的なステップが大切です。
例:週1回のボランティア → 短時間のバイト →契約社員→正社員
また、体への負担が少ないものから始めていくのもひとつの方法です。
人とのつながりをつくる
地域の居場所、フリースペース、NPOの活動などに少しずつ関わるのもよいですね。
孤立が最もリスクになるため、話せる人が一人でもいることがとても大切です。

家族との関係性の見直し

「親がいるから自分は何もしなくていい」と思ってしまいがちですが、それが逆に将来のリスクになります。
家族会や支援者の力を借りながら、「どう生きていきたいか」を一緒に考えていくのが大事です
最後に
「何かしなきゃ」と思うこと自体が大きな一歩です。
動き出すにはエネルギーが必要ですが、一人でがんばろうとせず、人や制度に頼ることが大切です。
アクセスジョブでは大きな一歩を踏み出そうとする皆様を、しっかりとサポートしていきます。「何かしなきゃ」と思ったら、まずはアクセスジョブに相談してみてください。就職も含め将来の自分の糸口がつかめるかもしれませんよ。
新規開所した就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見では、随時、見学・体験・相談を受け付けております。
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