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名古屋伏見

就労前に見直したい!「時間に間に合わない自分」と上手につき合う方法

公開日:2025.06.25

更新日:2025.06.25

こんにちは、2025年5月1日開所した、名古屋市中区にある就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。

「自分では時間に間に合うように準備していたのに、結果として間に合わない…」というように悩んでいる方いらっしゃいませんか?そんなあなたに時間に間に合わない背景にあるものを解説しながら、自分を責めずに対処する方法や工夫を紹介していきます。就労前に自分の課題を理解し、安心して働くための第一歩を踏み出していきましょう。

時間に間に合わない理由には、いくつかの特性が関係していることがあります。たとえば、発達障害のある方は「今この瞬間」に意識が集中しやすく、先のことを考えるのが苦手だったり、時間の流れを感じにくかったりします。そのため、思っていたより時間が過ぎていて、気づけば遅れてしまうことがよくあります。

また、予定を立てても「始めるきっかけ」がつかめず、なかなか動き出せないこともあります。これは意志が弱いわけではなく、脳の働き方の違いによるものです。自分を責めすぎず、「どうすればうまく動けるか」を考えることが大切です。

遅刻が続くと、「自分はだらしない」と感じてしまうかもしれません。でも、遅刻には本人の努力だけではコントロールが難しい理由があることも多いのです。発達障害のある方は、時間の流れを感じにくかったり、動き出すきっかけをつかむのが難しいことがあります。

大切なのは、自分を責めることではなく、「どうすればうまく動けるか」を一緒に考えることです。小さな工夫やサポートを使いながら、少しずつできることを増やしていけば大丈夫。焦らず、自分のペースで進んでいきましょう。

私たちの脳には、「時間を感じる力」や「予定を守る力」をつかさどる部分があります。ですが、発達障害のある方は、その働きが少し違っていることがあります。たとえば、今に集中しすぎてしまうと、次の予定が頭から抜けてしまうことがあります。

また、「始めよう」と思っても、すぐに動き出せないのも脳の仕組みに関係しています。これは意志の問題ではなく、うまく切り替える機能が働きにくいからです。自分を責めるのではなく、「どうすれば動きやすくなるか」を見つけていくことが大切です。

就労を目指すとき、大切なのは「自分のことをよく知ること」です。自分がどんなときに時間を守れなくなるのか、どんな環境なら動きやすいのかを知ることで、働く前に準備ができます。それが「自己理解」です。

自己理解があると、自分に合った工夫や支援を選ぶことができ、無理せず働くことにつながります。苦手なことがあっても、それを補う方法を見つけられれば大丈夫。就労は、自分らしく働ける場所を見つける旅でもあるのです。

時間を守るためには、自分に合ったやり方を見つけることが大切です。たとえば、目に見えるスケジュール表を使ったり、タイマーで区切って動いたりすると、「次に何をするか」がわかりやすくなります。予定はなるべく具体的にしておくと、動きやすくなります。

また、急に動けないときは、あらかじめ「始める合図」を決めておくのも効果的です。たとえば、お気に入りの音楽を聞いてから行動する、誰かに声をかけてもらうなど、自分のスイッチを見つけておくと安心です。小さな工夫を積み重ねて、少しずつ慣れていきましょう。

就労に向けて不安なことがあっても、一人で抱え込まなくて大丈夫です。時間を守ることが苦手でも、支援を受けながら少しずつ練習していけば、できることは増えていきます。自分に合った工夫や環境を一緒に見つけていくことが、就職への第一歩になります。

就労移行支援事業所では、支援員と一緒にスケジュールの立て方や時間の使い方を練習できます。困ったときに相談できる人がいることで、安心して前に進めます。焦らず、自分のペースで準備していきましょう。

新規開所した就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見では、いつでも見学・体験・相談を受け付けております。ぜひお気軽にご連絡・ご相談ください!

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