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名古屋伏見

「生きづらさの正体」なぜ大人になってから発達障害と診断される人が増えているのか?

公開日:2025.06.19

更新日:2025.06.19

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。

近年、「大人になってから発達障害と診断された」という人が増えています。
これは決して珍しいことではなく、社会全体で発達障害への理解が進み、診断のハードルが下がってきたことが背景にあります。

子どものころは「ちょっと変わった子」「落ち着きがない子」と言われながらも、家庭や学校のサポートの中でなんとか過ごせていた人も多いでしょう。

しかし、大人になり社会に出ると、「空気が読めない」「整理整頓ができない」「時間管理が苦手」などの特性が目立ち、仕事や人間関係で大きな困難を抱えることがあります。

それまでずっと「自分はダメな人間なんだ」と思い込んできた人にとって、発達障害の診断はショックであると同時に、長年のモヤモヤが晴れるような出来事になることもあります。

診断を通じて、自分の特性に気づき、苦手を補う工夫や支援を受けるきっかけが得られるからです。

例えば、注意欠如・多動症(ADHD)では、集中力が続かない一方で、興味のあることには強い集中力を発揮します。

自閉スペクトラム症(ASD)では、社会的なやりとりが苦手な一方で、特定の分野に強いこだわりや高い専門性を持つこともあります。

こうした特性は、適切な職場環境やサポートがあれば、大きな強みにもなり得ます。

発達障害と診断されたからといって、すぐに何かが変わるわけではありません

しかし、自分自身を責めるのではなく、「自分はどういう人間なのか」「どうすれば働きやすく、暮らしやすくなるのか」を考えるヒントになります。

診断をきっかけに、就労移行支援やカウンセリング、福祉サービスなど、利用できるサポートも広がります

アクセジョブ名古屋伏見では手帳がなくても相談できるので、「困っている」と感じたら、まずはご相談ください。

就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見としては、次のようなサポートをご用意しております。

  • パソコンやビジネスマナーなどの職業訓練
  • 自己理解・障害特性の整理
  • 就職活動のサポート(履歴書作成、面接練習など)
  • 働き始めた後の定着支援

発達障害のある方は、「自分に合った働き方」や「苦手を補う工夫」を見つけることで、安心して働き続けられることが多いです。
支援員と一緒に、ゆっくりとペースを整えていくことができます。

一歩踏み出すことで、あなたに合った働き方や環境がきっと見つかります。
大人になってからの診断は、過去の自分を理解し、これからの生き方を見つめ直すチャンスでもあります。

決して一人で抱え込まず、必要なサポートを受けながら、自分らしい毎日を築いていきましょう。

新規開所した就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見では、いつでも見学・体験・相談を受け付けております。
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