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合理的配慮で通院を認めてもらうには?-制度と実例から学ぶ-

公開日:2025.06.24

更新日:2025.06.24

合理的配慮で通院を認めてもらうには?制度と実例から学ぶ

こんにちは!
名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ名古屋上前津です。
在宅支援も充実しております!

今回は、「通院に関する合理的配慮」についてです。

月に数回、定期通院がある場合…それをどうやって企業に伝えたらいいの?
そもそも配慮として認めてもらえるのかな?
皆さんは、こういった疑問を抱えたことはありませんか?

少しまとめておりますので、ぜひ今後の就職活動にお役立てください!

女性が体調不良を感じている画像

合理的配慮とは、障害のある人が他の人と平等に働けるよう、事業主が必要かつ可能な範囲で行う調整や支援のことです。これは「障害者差別解消法」「障害者雇用促進法」に基づき、民間企業や公的機関に義務づけられています。

通院に関しては、以下のような配慮が実際に行われています。

– 定期的な通院のための勤務時間の調整

例:毎週水曜の午後に通院があるため、勤務時間を午前中に集中させる。

– 有給休暇以外での通院時間の確保

– 通院日を考慮したシフト作成

これらの配慮は、本人の申し出と職場との対話によって決まります。
重要なのは、「遠慮せずに伝えること」医師の診断書など客観的な資料を用意することです。

①主治医に相談し、通院の必要性を明記した診断書をもらう

②上司や人事担当者に、配慮を求める理由と希望内容を伝える。

③必要に応じて、就労支援機関ジョブコーチに同席してもらう

厚生労働省や内閣府の事例集でも、通院配慮は「合理的配慮」として多く紹介されています。
制度としての裏付けがあるからこそ、安心して申し出ることができます。

看護婦さんがOKサインを出している画像

通院に関しての配慮は「わがまま」ではなく、働き続けるために必要なことです。

制度を知り、適切に伝えることで、無理なく働ける環境を整えることができます。

アクセスジョブ名古屋上前津では、あなたの健康と仕事どちらも大切にできるように、就職活動をサポートいたします。

私達と一緒に、まずは一歩踏み出してみませんか?