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名古屋伏見
梅雨の時期にメンタルが落ち込む理由 改善のためのメンタルケア
公開日:2025.06.26
更新日:2025.07.16

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。
毎日じめじめと湿度が高く、梅雨に入って「なんだか気分が落ち込む」「やる気が出ない」「朝からずっとだるい」と感じる人は少なくありません。
この時期に起きる心の不調には、実は明確な理由があります。
そして、ちょっとした工夫で気分を軽くする「梅雨のメンタルケア」も可能です。

なぜ梅雨になると気分が落ち込むの?
1. 日照時間の減少
梅雨時期は曇りや雨の日が続き、日照時間が短くなります。
太陽の光を浴びることで分泌される「セロトニン」は、気分の安定に深く関係している神経伝達物質です。
日光不足によりセロトニンが減少し、気分が沈みやすくなるのです。
これは「季節性うつ」と呼ばれる一種の気分障害にも関係しています。
2. 気圧と湿度の変化による自律神経の乱れ
梅雨の低気圧は、体にストレスを与え、自律神経のバランスを崩しやすくします。
結果として、「だるい」「眠い」「頭が重い」といった体の不調が現れ、それが気分にも影響します。
さらに高湿度により体温調整がしづらくなり、疲れやすくなることも原因です。
3. 行動の制限によるストレス
外出の予定が天候に左右されたり、洗濯物が乾かない、部屋がジメジメするなど、日常生活にもストレスが増える時期です。
これらの小さなストレスが積み重なることで、気分の落ち込みにつながることもあります。
梅雨時期のメンタルケア、気分を軽くするためにできること
1. 朝日を浴びる
曇っていても、朝はカーテンを開けて自然光を取り入れましょう。
光を浴びることでセロトニンの分泌が促され、脳が活動モードに切り替わります。
2. 運動を習慣化する
ウォーキング、ヨガ、軽い筋トレなどの運動はセロトニンの分泌を助け、ストレスを和らげます。
天気が悪い日は室内でストレッチやダンスを取り入れるだけでも気分が変わります。
3. 湿度をコントロールする
エアコンの除湿機能や除湿器を使って、室内の湿度を快適に保ちましょう。
理想は40〜60%。
不快感が減り、体調も安定します。カビ予防にもなるため、精神的な安心感にもつながります。
4. 食事でメンタルを整える
バナナ、豆腐、乳製品、ナッツなど、セロトニンの材料となる「トリプトファン」を含む食材を意識的に摂ると良いでしょう。
ビタミンB群やマグネシウム、鉄分も神経の働きをサポートしてくれます。
5. 心の負担を軽くする習慣をつくる
読書、音楽、ぬるめのお風呂など、自分が「心地よい」と感じることを日常に取り入れましょう。
また、「つらい」「重たい」と感じたら、信頼できる人に話すことも大切です。話すことで気持ちが整理され、気分も軽くなります。

気分の落ち込みが続くときは…
「梅雨だから仕方ない」と我慢し続けるのではなく、数週間以上にわたって気分の落ち込みが続く場合は、季節性うつ病などの可能性もあります。
以下のような症状がある場合は、早めに医療機関に相談することをおすすめします。
- – 朝起きられない
- – 興味や関心がなくなった
- – 食欲が極端に落ちた/増えた
- – 気分が沈んで涙が出る
- – 日常生活が手につかない
早期にケアすることで、回復もしやすくなります。

梅雨に気分が落ち込むのは、決して「気のせい」や「甘え」ではありません。
気候の変化が、私たちの心と体にしっかりと影響を与えているのです。
だからこそ、自分の気持ちに敏感になり、無理をせず、やさしくケアしてあげることが大切です。 
自分に合った対処方を取り入れながら、この梅雨の時期とうまく付き合っていきましょう。              
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