就労移行支援事業所のアクセスジョブ > ブログ > 「ごめんなさい」が口癖のあなたへ。感謝を伝える習慣で、心が少し楽になる話|アクセスジョブ静岡
ブログ
静岡

「ごめんなさい」が口癖のあなたへ。感謝を伝える習慣で、心が少し楽になる話|アクセスジョブ静岡

公開日:2025.07.17

更新日:2025.07.16

「ごめんなさい」が口癖のあなたへ。感謝を伝える習慣で、心が少し楽になる話|アクセスジョブ静岡

みなさんこんにちは!アクセスジョブ静岡です。

就労移行支援事業所では、日々多くの方が見学やご相談にいらっしゃいます。

お話をしている中でよく感じるのが、「ごめんなさい」「すみません」と謝ることが癖になっている方がとても多いということです。

ですが実は、「謝りすぎ」はご本人を疲れさせたり、周囲との関係性にも影響を与えてしまうことがあるんです。

実はこれ、みなさまの就職への支援を行っているときだけの話ではなく、その後の定着支援を行っている際に企業の方からも同じ話を伺うことがあるんです。

「〇〇さん、よくやってくれているからそんなに謝らなくていいんだけどね」と。

今回のブログではつい口から出てくる「ごめんなさい」「すみません」について考えていきます。

「ごめんなさい」が口癖になっていませんか?

案内されたときに「すみません」

書類を受け取るだけで「ごめんなさい」

パソコンを代わりに持ってもらって「すみません」

このように、些細な場面で謝ってしまう――。

これは決して悪いことではありませんが、続くと「常に謝っている自分」に疲れてしまう方もいらっしゃいます。

実際、利用者さんからはこんなお悩みをお聞きすることがあります。

「本当はイヤでも、断れなくて……」
「頼まれごとが多すぎて、自分のことができません」
「都合のいい人のように扱われてしまう」

これらは、「謝ることが当たり前」になってしまっていることが、一つの原因になっていることもあるんです。

「断れない人」に見られやすい理由とは?

「ごめんなさい」が口癖になっている方は、無意識のうちに“断れない人”という印象を与えてしまうことがあります。

そのため、

頼みごとがどんどん集まってくる

自分のペースで動けなくなる

気づいたら心身ともに疲れてしまう

という負のサイクルに入ってしまうことも少なくありません。

解決のカギは「ありがとう」に言い換えること

そこで、私たちが利用者さんにご提案しているのが「ごめんなさい」を「ありがとう」に置きかえるという方法です。

たとえば、

書類を渡してもらった → 「ありがとうございます」

ドアを開けてもらった → 「ありがとう、助かりました」

こうすることで、相手にも自分にもポジティブな感情が残りやすくなります。

「ありがとう」が自然に出るようになるコツ

「とはいえ、すぐに口癖は変えられない……」という方も多いと思います。

そんな時は、まずは「ごめんなさい、ありがとう」とセットで使ってみてください。

例:
✕「ごめんなさい」
〇「ごめんなさい、ありがとうございます」

このように少しずつ練習していくことで、自然と「ありがとう」が増えていきます。

感謝の言葉が増えると、周囲との関係も変わる


実は、ブログ担当者も以前は「すみません」をよく使っていました。

「すみません」「ごめんなさい」ってとても便利な言葉なんですよね。

「謝罪」「感謝」「呼びかけ」「遠慮」「お願い」の全てが一つで出来てしまいます✨

ですがある時、他の人の手伝いをしたときに「すみません」と言われて「どうして謝るんだろう?」と疑問に思いました。

そして、「ごめんなさい」「すみません」という言葉は自分が「感謝」のつもりで使っていても、相手には「謝罪」と受け取られるかもしれないことに気付きました。

この誤差は些細なものかもしれませんが、自分の考えを誤解させてしまうには十分なニュアンスの違いを含んでいます。

そのことに気付いてからは「すみません」を使う場面で意識して「ありがとう」に言い換えるようにしました。

すると周囲の方からは「あなたは手助けをすると喜ぶからまた協力したくなる」と言っていただけるようになりました🌞

ちなみにですが、周囲にミスを指摘された時にも「ありがとう」を使っています。

「ミスをしてしまってすいません!」ではなく「教えて下さってありがとうございます!」と返事をしています。

「ミスの指摘」は必ずしも「お叱り」ではありません。

「すいません」と口にすると自分自身が「怒られた」と思い落ち込んでしまいますが、「ありがとうございます」と口にすると「教えてもらえてラッキー」と考えられるようになります。

これは自己暗示のようなものになってしまいますが、ストレスコントロールの上ではとても大切な考え方です。

自分で自分をごまかしていくことはポジティブな物の考え方にとても大切なんですよ✨

最後に:言葉を変えるだけで、心が少し軽くなる

「ありがとう」を多く使うようになると、自然と“助けたい”と思ってくれる人が周囲に増えていきます。

一方で、「ごめんなさい」が多いと、“頼めば何でもやってくれそう”と、無理をさせられることも……。

自分を守るためにも、そして周囲との関係をより良くするためにも、「ありがとう」を増やすことはとても大切な一歩になるかもしれません。

アクセスジョブ静岡では、あなたの「ちょっとした気づき」を大切にしています。


就労支援を受けるかどうか、不安な気持ちを持っている方も多いと思います。

でも、あなたの気づきや変化のきっかけが、ここにはたくさんあります。

「口癖を変えることから始めてみたい」

「自分に合った働き方を見つけたい」

そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度アクセスジョブ静岡へご相談ください。

私たちが、あなたの一歩をそっと応援します。

◇◆◇◆◇◆◇

静岡市内の多機能事業所「アクセスジョブ静岡」はいつでも見学・体験が可能です✨

👉ホームページへGO!

自立・生活訓練、就労移行支援、在宅支援で皆さまの「働きたい」をサポート致します!

☎054-271-3990

見学申し込みはお問合せフォームよりお気軽にどうぞ!

◇◆◇◆◇◆