【アクセスジョブ静岡】利用者ブログ＜ポスト・パンクの時代背景＞

みなさんこんにちは、アクセスジョブ静岡利用者のHです。

まずはこちらをご覧ください。

70年代、イギリスの町はどこもかしこも廃れていました。

英国病と言われる現象や、オイルショックの影響で失業者が溢れていたためです。

その反動が“パンク”として現れました。76年のことです。

セックス・ピストルズやクラッシュなどのスターの登場で音楽シーンを席巻していくパンク。しかし、パンクの流行は「スキンヘッズ」を刺激しました。あくまで少数勢力だった彼らはパンクと不況の煽りを受け、規模が大きくなっていったのです。同じくナショナル・フロントは政党として支持力を拡大させました。また、ネオナチの登場もありました。

彼らに共通するのは「極右勢力」であること。 移民を排斥し暴力行為を容認する彼らをバックアップするパンク（新時代の担い手になるであろうと思われていたパンクが、極右勢力に吸収されてしまったとも言えます）に、絶望して登場したのが「ポスト・パンク」だったのです。

そして冒頭のMVです。 この曲がリリースされた80年はいまだに不況でしたが、極右勢力に排斥されていた黒人文化を取り組んで単調なメロディー、単調な攻撃性だったパンクから脱却した、パワーアップした「声明」を発表したのでした。

次回はポスト・パンクを飾ったアーティストを紹介していきます。

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