【アクセスジョブ静岡】利用者ブログ＜ポスト・パンクを彩ったアーティスト（その３）＞

皆さんこんにちは、アクセスジョブ静岡利用者のHです。

今回は前回のリーズの面々と同じく、美術大学の出ながら音楽の世界へ踏み出したバンドを紹介します。

ワイヤーはワトフォード美術大学出身のバンド。

メンバーそれぞれが楽器すら持ったことがないバンドです。もちろん演奏技術などもっての外ですが、そこを逆手に取ったのがワイヤーでした。ミニマルなリフの反復や単純なコード進行、これまでのロックの枠組みに捕らわれない楽曲構成（２１曲も入ってるのにトータル３５分）、遊び心やセンスが詰まった歌詞など、ボーカルであるコーリン・ニューマンが発した言葉、「ロックじゃなければなんでもいい」がまさに現れています。

例えばこれ、もともとライオン使いの歌詞であったものを他メンバーが「どうでもいい」ので削った結果、“元”ライオン使いに変貌し意味不明な語群が並ぶに至る

2ndアルバム以降ワイヤーはキャッチーさ、パンクっぽさを残しながらも暗鬱さや退廃的な世界観を加え、独自のサウンドを発表していきました。その音楽性は後年登場するバンドたち（ソニック・ユースやR.E.Mなど）へ影響を与えました。

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