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名古屋伏見
誰にも言わずに働くという選択。クローズ就労でつまずかないために大切なポイントと就労移行の活用法
公開日:2025.06.11
更新日:2025.07.16

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。
「障害や病気のことを職場に言わずに働きたい」
そう考える方は少なくありません。
いわゆるクローズ就労を目指す人たちです。
でも実際のところ、クローズ就労には準備と工夫が必要です。
障害や病気について伝えない分、職場からの配慮は受けにくく、自分で体調や仕事をうまくコントロールしなければなりません。
クローズ就労を目指す人が「つまずかない」ためのアドバイスと、就労移行支援事業所をどう活用できるのかをご紹介します。

1.自分の強みや体調管理方法を「言語化」する
クローズ就労では、企業に配慮を求めにくいため、自分で自分を守る力(セルフマネジメント能力)がとても重要になります。
具体的にやっておきたいこと
・自分の得意・不得意を明確にする
例:「指示が明確な作業が得意」「マルチタスクは苦手」
・体調を崩すきっかけを知る
例:「音や人混みが多いと疲れやすい」「寝不足で集中力が落ちる」
・対処法やリカバリー方法を整理する
例:「疲れたときは5分歩くと落ち着く」「ToDoリストで頭を整理する」
自己分析シートを作って、面接や就職後も見返せるようにするとより安心です。
2.職場選びを慎重にする
クローズ就労では、「障害を言わなくても無理なく働ける職場環境」を見極める目が必要です。
選び方のポイント
・仕事内容がシンプル・明確か(マルチタスクが少ないか)
・就業時間・残業の有無(定時退社しやすいか)
・上司や同僚が話しやすい雰囲気か(困った時に相談しやすいか)
・福利厚生・休暇制度が整っているか(体調不良時に休みやすいか) など
整理していくと気になる点がいくつか出てくると思います。
出来れば抑えておきたい点や妥協できそうな点など優先順位も付けておけると良いですね。
3.就労移行支援を活用する
クローズ就労を目指す場合でも、就労移行支援は大きな味方になります。
活用メリット
・自己理解を深める訓練や適職診断(自分に向いている働き方を知る)で職業適性を見極める
・働くスキル(パソコン操作、ビジネスマナーなど)の学習
・就職活動や履歴書等の応募書類の添削、面接練習のサポートなど
・体調管理スキル(生活リズム作り、ストレス対処法、人間関係のトレーニングなど)の習得
・職場実習や企業とのマッチング支援
就労移行を利用中だからできる、就職前の準備や就職後のセルフケアに関することを身に付け、一人では出来ない就職活動や求人に関する相談なども活用いただければと思います。

いきなりクローズで就職、と考えると、難しさを感じることがあると思います。
まずは「最初はオープン就労で働き、将来的にクローズに移行する」などのステップアップも視野に入れると、負担が軽くなる場合などもあります。
障害者手帳がなくても、医師の診断書や通院歴があれば利用できるケースもありますので、まずはアクセスジョブ名古屋伏見に相談してください。
クローズ就労は、誰にでも向いているわけではありません。
でも、自分の状態をよく理解し、準備をしてから就職することで、無理なく働き続けることは可能です。
就労移行支援アクセジョブ名古屋伏見のプロのサポートを活用しながら、焦らず、一歩ずつ「自分らしく働ける道」を見つけていきましょう。
新規開所した就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見では、いつでも見学・体験・相談を受け付けております。
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