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名古屋上前津
夏なのに気分が落ち込む…それ、夏季うつかもしれません
公開日:2025.07.01
更新日:2025.07.02

こんにちは!
名古屋市中区にある就職に強い就労移行支援アクセスジョブ名古屋上前津です。
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毎日うだるような暑さが続いておりますね。
今回はそんな盛夏の季節に起きる、夏季うつについてです。
夏の気分の落ち込みとうまく付き合う方法をまとめておりますので、
ぜひ今後の生活にお役立てください!

夏季うつとは?
夏になると気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりすることはありませんか?
それは「夏季うつ(夏季うつ病)」かもしれません。
うつ病といえば、日照時間が短くなる冬に悪化する「季節性情動障害(SAD)」がよく知られていますが、夏に症状が現れるタイプも存在します。
夏季うつは、6月から9月にかけて発症し、秋になると自然に回復することが多いのが特徴です。
主な症状
夏季うつの症状は、冬季うつとは異なる点がいくつかあります。
代表的な症状には以下のようなものがあります。
- 不眠(特に寝つきが悪くなる)
- 食欲不振や体重減少
- イライラや不安感の増加
- 倦怠感や集中力の低下
- 人付き合いを避けたくなる
これらの症状が続くと、日常生活に支障をきたすこともあります。
原因と考えられる要因
夏季うつの原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
- 日照時間の増加による体内時計の乱れ
- 高温多湿による身体的ストレス
- 睡眠の質の低下(暑さや早朝の日差しの影響)
- 食欲低下による栄養不足
- セロトニンやメラトニンなどの神経伝達物質のバランス変化
これらが複合的に作用し、心身のバランスを崩すと考えられています。
対処法と予防策
夏季うつを予防・改善するためには、生活習慣の見直しが重要です。
睡眠環境の工夫
夏季うつの大きな要因のひとつが「睡眠の質の低下」です。
以下のような工夫で快適な睡眠を確保しましょう。
- エアコンや扇風機を活用して、室温を26〜28℃程度に保つ
- 遮光カーテンやアイマスクを使って、早朝の日差しを遮る
- 寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、ブルーライトを避ける
- 就寝前にぬるめのシャワーや入浴で体温を下げ、入眠を促す
食事と栄養の見直し
夏は食欲が落ちやすく、栄養が偏ることで心身のバランスが崩れやすくなります。
- ビタミンB群(豚肉、納豆、卵など):神経の働きを整える
- トリプトファン(豆腐、バナナ、乳製品など):セロトニンの材料になる
- 鉄分やマグネシウム(ほうれん草、レバー、ナッツ類):疲労感やイライラの軽減に役立つ
- 水分補給はこまめに。ただし冷たい飲み物の摂りすぎには注意
運動と日光浴
適度な運動は、セロトニンの分泌を促し、気分の安定に効果的です。
- 朝や夕方の涼しい時間帯にウォーキングやストレッチを行う
- 室内でもできるヨガや軽い筋トレを取り入れる
- 日中に15〜30分程度、日光を浴びる(直射日光でなくてもOK)
※日焼けや熱中症には十分注意し、帽子や日傘、水分補給を忘れずに。
ストレスマネジメント
夏はイベントや人付き合いが増える一方で、疲れやすくなる季節でもあります。
- 無理な予定は入れず、自分のペースを大切にする
- クーラーの効いた静かな場所で読書や音楽など、心が落ち着く時間を持つ
- マインドフルネスや深呼吸、瞑想などを取り入れて心を整える

おわりに
夏は明るく活動的なイメージがありますが、心と体にとっては意外と負担の大きい季節でもあります。暑さや日差しが強くなるこの季節、心や体がついていかないと感じるのは自然なことです。
自分の体調や気分の変化に敏感になり、無理をせず、必要であれば周囲に助けを求めましょう。
「がんばり続ける」よりも「しっかり休む」ことが大切な時もあります。
無理せず、あなたのペースで、できることから少しずつ取り組んでいきましょう。
必要なときは、いつでも私たちに相談してくださいね。
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