ブログ

さいたま
障害者雇用での強い味方!就労パスポートを就労移行支援でどう活かす?
公開日:2025.08.20
更新日:2025.08.20

2025年3~8月に合わせて12名の就職と内定!
直近3年間定着率92%!
就職を目指す中で、「自分のことをうまく説明できない」「働く上で不安なことがあるけれど、どう伝えたらいいのかわからない」――そんな気持ちを抱えたことはありませんか?
今回は、そんなときに役立つ「就労パスポート」についてご紹介します。
「就労パスポート」ってなに?

就労パスポートという言葉を聞いたことがありますか?
就労パスポートとは、障害のある方が自分の得意なこと・苦手なこと・希望の配慮などを整理して伝えるためのシートです。厚生労働省が作成しているもので、企業や支援機関に自分のことをわかりやすく伝えるための“橋渡し”のような役割をしてくれます。
普段、口に出すのが難しいことも、このパスポートに書いておくことで、伝えやすくなるのが特徴です。
就労移行支援でどう活かせる?

就労移行支援では、この就労パスポートを一緒に作る取り組みを行っています。
① 自分のことを整理するきっかけに
自分のことを振り返ったり、過去の経験をもとに「何が苦手だったのか」「どんな環境が合っていたのか」などをじっくり話しながら書いていきます。
時には支援員からの「こういう時はどうだった?」「こういうことはない?」という第三者の視点を取り入れることで、自分では気づいていなかった一面に気づくこともよくあります。
②面接の準備にもなる
「面接でうまく答えられないかもしれない・・・」と不安になる方も多いと思いますが、就労パスポートがあると、その内容をもとに話す練習ができます。
就労パスポートでは「体調管理」「コミュニケーション」「作業遂行」など、項目に分けて細かく整理して記入します。
事前に自分について整理して分析することで、面接の際に再度自己分析をするという手間を省くことができます。
③ 就職後も使える
働き始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないように、就労パスポートは就職後のサポートにも使われます。環境に慣れるまでの期間や、何か困ったときに見直すことで、職場との良い関係を保つ助けにもなります。
書き方がわからない方も安心を!

就労パスポートは自由に書ける分、最初は戸惑うこともあります。でも、就労移行支援では支援スタッフが一緒に内容を整理したり、言葉を探したりしてサポートします。
無理にきれいにまとめる必要はなく、あなた自身のことを、あなたのペースで伝えていければ大丈夫です。
おわりに
就労パスポートは、あなたの「働きやすさ」を大切にしながら、自分らしく働くための心強い味方です。
就労移行支援では、このようなツールを最大限に活かして、あなたの一歩を応援しています。
「自分のことをうまく伝えられるか不安」「就職に向けて何から始めたらいいか分からない」という方も、まずはお気軽に相談してみてくださいね。
アクセスジョブさいたまのご案内
より良い就職に向けて
様々なサポートを行っています。
就職を目指している方やご興味がある方は、ぜひ見学にいらしてください!
東大宮駅より徒歩30秒🌟
〒337-0051
埼玉県さいたま市見沼区東大宮5-2-13 齋藤第1ビル4F