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四ツ橋

障がい当事者職員の自分語り~自己肯定感について~

公開日:2025.08.20

更新日:2025.08.20

こんにちは。アクセスジョブ四ツ橋のUです。


いつから夏?いつまで夏?というくらい、ずっと暑いですね。
この時期は心身の体力が減り、落ち込みやすい方もいるのではないでしょうか。


今日のブログはタイトルの通り、発達障害当事者、且つ、職員であるUの自分語りをしたいと思います。

テーマはずばり、「自己肯定感について」。


Uは大人になってから診断が下りましたが、それまでずっと、「自分は人より劣っている」と感じながら生きてきました。

何をやっても人より下手。要領が悪い。上手く出来ない。怒られる。怒鳴られる。笑われる…。
そんな日々でした。

自分はおかしいのか。これが自分の人間性なら、人として信じられない。そんな風に感じていたので、診断が下りた時はほっとしました。


そこから、「助けて欲しい」という一心で、事業所を探し始めました。

アクセスジョブ四ツ橋に辿り着き、ご縁があって、今では職員として働いています。


就職当時、自分よりも年下の職員がいました。そこでもUは、「年下のこの人よりも上手く出来ない」「社会経験自体は私の方が長いのに、こんなことも教えて貰わないといけないなんて」と、情けなく感じることが、ままありました。

ところが、ある日ある時、急にふと思ったのです。

「出来ないのは障がいのせいであって、私のせいじゃない」

「だから、就労移行支援事業所に通っていたんだ」

障がいがあることを、本当に受け入れた瞬間だったのかもしれません。


よく言えば受け入れ、悪く言えば開き直りです。
それでも私は、その時から「落ち込んで引きずる」ことが劇的に少なくなりました。


注意を受けても、「人より劣っている」「こんなことも出来ない」と思うのではなく、「障がいのせいだな~」と思うようになりました。ここでの大きなポイントは、「発達障害=出来ない理由」のままにしておくのではなく、自分と障がいを切り分けて考えることで、「発達障害=出来ない理由=ではどうすれば良いのか?」と客観的に考えられるようになったことです。


「出来ない」と思っても、あなたのせいではありません。障がいのせいです。


あなたはちっとも悪くありません。



どうか、心の隅に留めておいていただけると幸いです。


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