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仙台
「みんなやってるから」は言い訳になる?~社会人として自分の行動に責任を持つということ~
公開日:2025.08.29
更新日:2025.08.29

今回は、私たちが支援の現場で時折耳にする言葉、「みんなやってるから」について考えてみたいと思います。
「みんなやってるから」とは?
たとえば、次のような場面を想像してみて下さい。
決められた時間に遅れても、「他の人も遅れてるから」
スマホを使ってしまっても、「みんな使ってるし」
作業中に集中せず雑談しても、「みんな話してるじゃん」
このように、「みんなやってるから」という言葉は、自分の行動に対する責任を他人に預けてしまう時に出てくることがあります。

それ、本当に“みんな”ですか?
「みんな」という言葉は、実はとても曖昧です。
もしかしたら、それは「自分の周りの数人」かもしれません。あるいは「自分がそう思いたい人たち」かもしれません。
「みんなやってる」と感じたとしても、その“みんな”は、本当にあなたにとって正しい道を示してくれる存在でしょうか?
言い訳ではなく、「選択」として考える
誰かがやっているから自分もやる、という考え方は、楽に見える反面、自分の人生のハンドルを他人に預けている状態です。
でも、本当に大切なのは、
「自分はどうしたいのか?」
「自分にとって、今の行動はプラスになるのか?」
を考えて行動することです。
私たちの事業所では、社会に出たあとも自分で判断し、選択し、行動できる力を育てることを大切にしています。
「自分の軸」を持とう
就職後の職場では、「みんながやっているから」といってルール違反やマナー違反が許されるわけではありません。
社会の中では、自分の行動に責任を持つことが求められます。
そのためにも、今のうちから「自分の軸」を持っておくことが大事です。
「みんながやってる」ではなく、
「私はこうする」という考え方。
それが、自立に向けた第一歩になります。

最後に
誰かに流されてしまうのは、ある意味で自然なことでもあります。
でも、自分で気づいて立ち止まる力も、誰にでも身につけられます。
支援の中では、「自分の言動に目を向けてみる」時間を大切にしながら、一人ひとりが自信をもって社会に出られるようサポートしていきます。
「みんなやってるから」ではなく、
「自分はどうするか」を一緒に考えていきましょう。
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