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🚀 就職への第一歩!就労移行支援事業所に安定して通所するための3つの重要ポイント

公開日:2025.10.08

更新日:2025.11.06

就労移行支援事業所は、障害のある方が一般企業への就職を目指すための大切なステップです。しかし、「通い続けるのが大変」「体調が不安定で休んでしまう」といった悩みを抱える方も少なくありません。

企業に採用される上で最も重視される要素の一つが「安定した通勤・勤務ができるか」という点からも、事業所に安定して通所することは、就職活動において非常に重要です。
ここでは、あなたが就職という目標を達成するために、就労移行支援事業所に安定して通所するための重要なポイントを3つご紹介します。


1. 「段階的な通所計画」と「自己理解」で無理なくリズムを確立する

安定通所の土台となるのは、「生活リズムの確立」と「体力づくり」です。しかし、いきなりフルタイムの通所を目指すのは逆効果になりかねません。

a. スモールステップでのスタートと「慣らし期間」の活用

最初から毎日、長時間通所するのではなく、「短時間」「週に数日」から通所をスタートしましょう。通所時間や日数は、あなたの体調や体力を考慮して事業所のスタッフと相談しながら決定します。

慣れてきたら「週3日」から「週4日」、「午前中のみ」から「終日」へ、と段階的に通所日数や時間を増やしていく「ステップアップ方式」がおすすめです。多くの事業所では、最初の数か月を「慣らし期間」と位置づけ、体への負担を最小限に抑えつつ、徐々に働くための体力と習慣を身につけることができます。

b. 規則正しい生活習慣と体調の記録(セルフモニタリング)

通所に向けた生活の準備も非常に大切です。特に、最新の就職支援では自身の体調を客観的に把握することが重視されています。

  • 睡眠: 決まった時間に寝て、決まった時間に起きるというサイクルを徹底しましょう。
  • 食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけ、体調管理に努めます。
  • 適度な運動: 軽いウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけることで、体力が向上し、通所による疲労を軽減できます。
  • 【🆕最新の取り組み】体調記録(セルフモニタリング): 毎日の気分、睡眠時間、疲労度などを記録することで、自身の体調の波不調のサインを早期に発見できます。これは、スタッフへの相談時にも具体的な情報として役立ちます。

2. 「事業所との密な連携」と「柔軟な支援形態」を活用する

「行きたくない」「休みたい」と感じる時、その気持ちを我慢し続けると、心身の負担が増大し、突然通えなくなってしまうリスクが高まります。

a. 困りごとや不安はすぐに相談し、就職後に活かす

体調不良、プログラムへの不安、人間関係の悩み、金銭的な問題など、通所を妨げる要因は多岐にわたります。少しでも通所が辛いと感じたら、すぐに事業所のスタッフに相談しましょう。

相談することで、通所ペースの調整やプログラム内容の見直しなど、状況に応じた柔軟な対応を受けることができます。さらに、「困った時に援助を求める力(ヘルプシーキング)」は、就職後に職場で問題解決を行う上で非常に重要なスキルと見なされます。事業所での相談体験を、このスキルを磨く機会と捉えましょう。

b. テレワーク・オンライン支援など多様な支援形態の活用

病状の悪化や体調が不安定な時期には、無理をせず休むことが大切です。加えて、コロナ禍以降、多くの事業所でオンラインでの訓練プログラムや個別面談が導入されています。

  • 体調が優れない日: 自宅からオンラインでプログラムに参加することで、通所による負担を減らしつつ、訓練を継続できます。
  • 遠方からの通所者: 一部をオンラインにすることで、移動の負担を軽減できます。

「休むのはいけないこと」と考える必要はありません。事業所と相談し、対面とオンラインを組み合わせるなど、柔軟に支援形態を活用しましょう。


3. 「自分に合った事業所選び」と「目標の言語化」でモチベーションを維持する

安定通所を実現するための最初の、そして最も重要なポイントは、「自分に合った事業所を選ぶこと」です。

a. 事業所の雰囲気と支援内容の確認

事業所のプログラム内容やスタッフの専門性はもちろんですが、「事業所の雰囲気」が自分に合っているかを確認しましょう。

  • 利用者の年齢層や障害特性の傾向
  • 訓練の進め方(集団での活動が多いか、個別での作業が多いか)
  • スタッフとの相性
  • 【🆕最新のポイント】専門特化型プログラムの有無: ITスキル、事務職、軽作業など、特定の職種に特化した専門的なプログラムを持つ事業所が増えています。目指す職種に合わせて、専門性の高い事業所を選ぶことも有効です。

これらが自分に合っていると感じられる事業所であれば、通所へのモチベーションを維持しやすくなります。見学や体験利用を通じて、複数の事業所を比較検討することが成功の鍵です。

b. 通所の目的と「就職で得たいもの」を明確にする

「何のために就労移行支援に通うのか」という目的を明確に持ち続けることも、継続の力になります。

単に「就職」だけでなく、「働くことでどんな生活を送りたいか」「どんな仕事を通じて達成感を得たいか」といった具体的な将来像を言語化することで、「通所」が目的ではなく「就職という目標に向けた手段」として位置づけられ、前向きな気持ちで通所を続けることができます。自己分析やキャリアカウンセリングを通じて、この「目標の言語化」を進めましょう。


就職はゴールではありませんが、安定通所はそのための大切な練習です。あなた自身の体調とペースを最優先に考え、最新の支援形態(オンライン利用など)やスタッフのサポートを最大限に活用しながら、就職という夢に向かって一歩ずつ進んでいきましょう。

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