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清澄白河

師走ってどんな月?その由来と込められた想い

公開日:2025.12.05

更新日:2025.12.05

こんにちは。

12月になると、街を歩く人の足取りやお店の雰囲気が、どことなく慌ただしく感じられます。イルミネーションが輝きはじめ、あっという間に年末ムードが深まっていく季節。そんな12月のことを、日本では昔から 「師走(しわす)」 と呼んできました。

この言葉には、昔の人が感じていた“年の瀬の空気”がぎゅっと詰まっています。

今回は、知っているようで知らない「師走」の由来や、季節ならではの豆知識をご紹介します。

● もっとも有名な説:師(お坊さん)が走るほど忙しい月

「師走」という名前の由来として多くの人が耳にするのが、“師(=僧侶)が法事やお経を上げるため、忙しく走り回るほど慌ただしい月” というもの。

昔の暮らしでは、年末になると家々で行事が行われ、お坊さんは大忙しでした。その姿から「師が走る → 師走」という言葉が生まれたとされ、どこか微笑ましい、語呂合わせのような響きもあります。

● 実は由来は一つじゃない?古語に隠れた別の顔

「師走」には、ほかにもいくつもの語源が伝わっています。

  • “年をなし終える”を意味する「為果つ(しはつ)」
  • “冬は四季の果てる月”を意味する「四極(しはつ)」
  • “年が果てる”を意味する「年果つ(としはつ)」

などが変化したという説があります。

どの説も “一年の終わり” を思わせるニュアンスを含んでいて、私たちが感じる年末の気持ちとどこか重なります。

昔の人も同じように、12月には区切りや締めくくりの思いを重ねていたのかもしれませんね。

● 年末行事がぎゅっと詰まった月

師走は“忙しい月”とよく言われますが、その理由は行事の多さにもあります。

  • 大掃除
  • 年賀状の準備
  • お歳暮
  • 冬至
  • 忘年会
  • 年越しの支度
  • 家族との時間

気づけば手帳がどんどん埋まっていく時期。でも、それぞれの行事には、「新しい一年を気持ちよく迎えるための準備」 という意味が込められています。

忙しさの中にも、どこか前向きな空気が漂うのが師走ならではです。

● 日本の冬を感じる “師走ならではの風景”

12月は、自然や風習にも冬の深まりが感じられる時期です。

  • こたつや湯たんぽが恋しくなる
  • 冬至のかぼちゃやゆず湯
  • クリスマスやイルミネーション
  • 年末特有の静けさとにぎわいが混じり合う街の風景

冷たい空気の中でも、どこか温かい時間が増えるのが師走の魅力です。

一年の終わりに向かう“少しセンチメンタルで、でも温かい”雰囲気が、多くの人に愛されています。

● 忙しい月だからこそ、一息つく時間を

師走は、どうしても“走る”イメージが強く、何かに追われるような気持ちになりがちです。

でも、本来は 「一年間をねぎらい、新しい年を迎える準備をする穏やかな時期 」でもあります。

少しだけ歩みをゆるめて、

  • 今年やり遂げたこと
  • 楽しかったこと
  • 頑張ったこと

などを思い出す時間をつくってみるのも良いかもしれません。

そんな小さな振り返りが、来年の自分をゆったり迎え入れる余裕にもつながります。

● おわりに

「師走」という言葉には、たくさんの由来や思いが込められています。 忙しい季節ではありますが、昔の人のように“区切りの時期”と捉えて、ゆっくりと心を整えながら、新しい一年を迎える準備を進めていけたら素敵ですね。