就労移行支援事業所のアクセスジョブ > ブログ > 雨の匂いと方言の壁:人と違ってた「自分の常識」の驚き
ブログ
岡山南中央町

雨の匂いと方言の壁:人と違ってた「自分の常識」の驚き

公開日:2025.12.16

更新日:2025.12.16

就労移行支援 グループワーク

こんにちは アクセスジョブ岡山南中央町です


毎日、寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
月曜日には「お悩み相談」というグループワークを行っています。
毎週テーマを変えて解決方法の共有や、分かち合いを行います。


今回のテーマは「人と違ってた自分の常識」についてです。

感覚過敏がある利用者さんが、「雨が降る前は匂いで分かるんです。みんなそうだと思ってたんですが……違ってたんですね」と言われました。
突然降り始める夕立なんかも分かるそうで、軒下に避難しておけるので濡れずに済むそうです。何てすごいんでしょう!

空気のにおいの変化が分かるそうで、一種の才能ですよね。

他の利用者さんも一人、「私も降る前は、匂いで分かります」と言われ、お互いに共感する部分が多く「土の匂いがしてきませんか?どんな匂いを感じますか?」など、同じ感覚をもっている人が身近にいたことに驚かれていました。


他には、方言が他府県で通用しなかった話「いかまっか」「いかまーか」行くのはよそう、行くのはやめようという意味なのですが、「行くの?行かないの?どっちなの?」と突っ込まれ、話すことが怖くなりそうになったとか。
岡山弁の「うったて」は、書道で筆を下す最初の部分(起筆・始筆)のことですが、岡山県民特有の言い方だそうです。皆さん標準語だと思っていたので「えー!」と驚かれていました。


経験や育った環境の違いから人それぞれ異なる経験をし、異なる文化や価値感の中で育つため、何が「普通」かの基準が異なります。


「人と違ってた自分の常識」は、自己理解を深め、多様な価値観を受け入れるための重要な気づきとなりました。



〒700-0837

岡山県岡山市北区南中央町12-3 Regalia Inn 1F

アクセスジョブ岡山南中央町

TEL:086-801-7807