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ヘルプマークとは?意味・対象者・就労移行支援で大切にしたい思いやりと配慮
公開日:2025.12.24
更新日:2025.12.24

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皆さんこんにちは、アクセスジョブさいたまです。
本日はヘルプマークについてご紹介させていただきます。
ヘルプマークとは【見えない障害を伝える支援マーク】
ヘルプマークとは、外見からは分かりにくい障がいや病気、または援助や配慮を必要としている方が、 周囲にその状況を知らせるためのマークです。
東京都が2012年に作成したことをきっかけに、現在では全国で広く普及しています。 赤い背景に白い十字とハートのマークが描かれており、 カバンやリュック、定期入れなどに付けて使用されることが一般的です。
就労移行支援や障害者雇用の現場においても、ヘルプマークへの正しい理解はとても重要です。
ヘルプマークを持つ人の背景とは【対象となる障害・状況】
ヘルプマークを身につけている方には、以下のような事情があります。
- 発達障害・精神障害・内部障害(心臓・腎臓・免疫疾患など)
- 妊娠初期で体調が不安定な方
- 病気やケガの後遺症により体力や集中力に制限がある方
- 通院治療中で疲れやすく、体調の波が大きい方
これらの多くは外見から判断できない「見えない困りごと」です。 そのため、周囲の理解や配慮がなければ、日常生活や職場で無理をしてしまうことも少なくありません。
就労移行支援で伝えたい「思いやり」と「配慮」の重要性
就労移行支援事業所では、就職に必要なスキル訓練だけでなく、 職場で大切な人との関わり方や配慮の姿勢も学びます。
ヘルプマークは、「見えない障害」への理解を深めるための大切な学習テーマの一つです。
思いやりの姿勢を育てる【声かけと距離感】
- 困っていそうな人に「お手伝いしましょうか?」と声をかける勇気
- 一方的に助けるのではなく、相手の意思を尊重する姿勢
- 断られても気にしすぎず、自然に受け止めること
就労移行支援では、相手の立場に立って考える力を身につけることで、 就職後の人間関係や職場定着にもつながります。
配慮ある行動を意識する【職場・公共の場でできること】
- 電車やバスで席を譲る
- 長時間の立ち作業や移動を無理にさせない
- 職場で休憩しやすい環境を整える
- 理由を無理に聞かず、ヘルプマークの存在を尊重する
これらの配慮は、障害のある方だけでなく、 誰にとっても働きやすい職場環境づくりにつながります。
チームで支え合う文化が定着率の高い職場をつくる
ヘルプマークは個人のためのサインですが、 それを理解し合うことで、職場全体の安心感や信頼関係が高まります。
就労移行支援でこうした考え方を身につけることは、 就職後の職場定着・長期就労において大きな強みになります。
まとめ|ヘルプマークは共生社会への第一歩
ヘルプマークは、単なる「印」ではなく、 人と人とをつなぐ心の架け橋です。
就労移行支援の場でヘルプマークを正しく理解し、 思いやりと配慮の文化を育てていくことが、 障害の有無に関わらず誰もが安心して働ける社会への第一歩となります。
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