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清澄白河

「いい人」で終わらない! 気を使いすぎずに自分を大切にする方法

公開日:2025.09.10

更新日:2025.09.04

以前のブログでは、周りへの気遣いの重要性についてお話しました。
相手の気持ちを察し、心地よく過ごせるように配慮することは、円滑な人間関係を築く上で欠かせません。
しかし、今回は少し視点を変えて、「気を使いすぎない」ことについて考えてみたいと思います。
「周りの人に迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」
そんな気持ちから、ついつい周りの人に気を使いすぎて、自分の気持ちを押し殺してしまうこと、ありませんか?
もちろん、相手を思いやる気持ちは大切ですが、気を使いすぎるあまり、疲れてしまったり、ストレスを溜め込んでしまったりするのは本末転倒です。
今回は、気を使いすぎずに、自分のことも大切にするための方法をご紹介します。

なぜ気を使いすぎてしまうのか?

気を使いすぎてしまう原因は、人それぞれですが、主に以下の様なものが考えられます。

  • 自己肯定感の低さ:
    自分に自信がないため、周りの人に認められたいという気持ちが強く、無理をして相手に合わせようとしてしまう。
  • 嫌われたくないという気持ち:
    周りの人に嫌われたくないという気持ちが強く、自分の意見を言えなかったり、頼み事を断れなかったりしてしまう。
  • 過去の経験:
    過去に、自分の意見を言ったことで嫌な思いをした経験があり、それ以降、自分の気持ちを押し殺してしまうようになった。
  • 完璧主義:
    周りの人から「完璧な人」と思われたいため、常に気を張り、些細なことにも気を配ろうとしてしまう。
  • 共感性の高さ:
    他人の気持ちに敏感で、相手の感情を自分のことのように感じてしまうため、相手を傷つけないように、気を使いすぎてしまう。

気を使いすぎることのデメリット

気を使いすぎることは、一見すると良いことのように思えますが、実は多くのデメリットがあります。

  • ストレスの蓄積:
    自分の気持ちを押し殺し、無理をして相手に合わせていると、ストレスが溜まってしまう。
  • 疲労感:
    常に気を張っている状態が続くため、心身ともに疲れてしまう。
  • 自己肯定感の低下:
    自分の気持ちを無視し、他人の意見ばかりを優先していると、自己肯定感が低下してしまう。
  • 人間関係の悪化:
    無理をして相手に合わせていると、本音で話せなくなり、表面的な関係しか築けなくなる。
  • 自己犠牲:
    自分の時間やお金を犠牲にして、他人のために尽くしてしまう。

気を使いすぎずに自分を大切にするための 7 つの方法

気を使いすぎるデメリットを理解した上で、自分を大切にするための具体的な方法を実践してみましょう。

  1. 自分の気持ちを大切にする:
    自分の気持ちに正直になり、我慢せずに表現するように心がけましょう。
    「NO」と言うことも大切です。
  2. 自己肯定感を高める:
    自分の良いところや強みを認め、自信を持つように心がけましょう。
    過去の成功体験を振り返ったり、周囲の人からの褒め言葉を思い出したりするのも効果的です。
  3. 完璧主義を手放す:
    完璧を求めすぎず、「まあ、いっか」という気持ちを持つように心がけましょう。
    完璧な人間など存在しません。
    ある程度のところで妥協することも大切です。
  4. 境界線を引く:
    他人の問題に深入りせず、自分の責任範囲を明確にしましょう。
    「これは自分の問題ではない」と割り切ることが大切です。
  5. 休息を取る:
    疲れた時は、無理をせず、休息を取りましょう。
    睡眠時間を確保したり、リラックスできる時間を作ったりすることが大切です。
    瞑想やマインドフルネスも、脳を休めるのに効果的です。
  6. 自分のための時間を作る:
    趣味を楽しんだり、好きなことをしたり、自分のための時間を作りましょう。
    自分の心を満たすことが、ストレス解消に繋がります。
  7. 専門家に相談する:
    どうしても自分を大切にすることが難しい場合は、専門家(カウンセラーなど)に相談することも検討しましょう。
    専門家は、あなたの状況に合わせて、適切なアドバイスやサポートをしてくれます。
キャリアへの第一歩

まとめ

周りの人に気を遣うことは大切ですが、それ以上に、自分自身を大切にすることが重要です。
自分の気持ちを無視して、無理をして相手に合わせていると、心身ともに疲弊してしまいます。
今回ご紹介した方法を参考に、自分の心と体を大切にし、より自分らしく、より充実した人生を送ってください。
「いい人」で終わらずに、本当に大切なものを守れる、そんな自分になりましょう。