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【利用者ブログ】読書感想記事「不安に負けない気持ちの整理術」|日曜日の独り言【アクセスジョブ静岡】

公開日:2025.10.12

更新日:2025.10.09

読書感想記事「不安に負けない気持ちの整理術」

みなさんこんにちは、就労移行支援事業所アクセスジョブ静岡利用者のKです。

日々うつやストレスへの対処法を学ぶプログラムに取り組んでいます。

本日は「不安に負けない気持ちの整理術(和田秀樹著)」をご紹介します。

まずこの本をチョイスしたのは、自分がうつ病で自動思考(不安が頭の中でぐるぐる回る状態)が強いからです。同じような悩みを持っている方も多いと思います。

本書は精神科医の和田先生が「森田療法」をもとに具体的な方法で様々な不安に対処する方法を簡潔にまとめています。

その数なんと34個。これだけあれば1つぐらい自分に合った対処法が見つかるかもしれません。

本書は「変えることは変え、変わらないことは諦める」という基本精神から成り立っています。

この「諦める」が自分にとって救いになりました。

あるがままを受け入れる。最近流行りの「マインドフルネス」にも通ずる精神ですね。

本書から教えられた対処法で特に感銘を受けたのは、「良い結果・悪い結果・可能性の一番高い結果を予想し、可能性の高い結果だけを考える」という対処法でした。

例えば就職活動に置き換えた時、面接などで手ごたえがなく選考から落ちてしまうという不安でいっぱいだったとします。

この時、最悪の結果を「選考に落ちこの先も就職できず路頭に迷う」とします。

最良の結果は「就職選考に通り仕事も天職だった」とします。

可能性の高い結果は「落ちたとしても書類選考は通ったのから面接があったのが事実」とします。

この中で最後だけ考えれば、「次の会社に書類を送る」、「面接練習をする」と前向きな考えと行動が見えてきます。

こんな風に、不安に対する対処法が沢山載っています。

全ては紹介できないので・・・

・不安に感情を支配されると間違った判断をしてしまう

・最悪の事態を想定してびくびくする必要はない

・ひとつのやり方にこだわらない

・別に失敗したっていい

・第三者の目で不安を見る

等など・・・

本書を読み終えて感じたのは「不安になりやすい」も性格の偏りで、「怒りっぽい」とか「感動しやすい」とか、一つの「個性」なんだと思いました。

ただそれが人生の邪魔になるのであれば「傾いた」性格をちょっと修正すればいいだけのことなんだと思います。

始めは難しいなと思ってましたが、簡潔に一つ一つほぐすようにいろいろな対処法が紹介されています。

不安で人生損しているなと思っている人・・・ぜひ本書に触れてみてください。

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