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頼みごとをするのが苦手~完璧になんてなれない支援員の話~|アクセスジョブ静岡
公開日:2025.10.21
更新日:2025.10.17

みなさんこんにちは!就労移行支援事業所アクセスジョブ静岡です。
利用者さんの中には、
「人に頼むのが苦手でつい一人で抱え込んでしまう」
「相談がうまくできず、困ったまま時間が過ぎてしまう」
といった悩みを持つ方が少なくありません。
実は、職員の中にも“頼みごとが苦手”な人は意外と多いんです。
それでも、仕事では「誰かに頼まないと進まない場面」が必ず出てきます。
今日はそんな「頼みごと」にまつわる考え方とコツをお伝えします。
■「頼まない方が周りを困らせる」と考えてみる
「頼みごと」が必要になるのは、あなたが今“困っている”状況だからです。
もしそれがプライベートなことなら、一人で悩んでも他人に迷惑はかかりません。
しかし、仕事では話が違います。
あなたが困ったままでいると、他の人の作業に影響が出たり、全体の進行が遅れてしまったりすることがあります。
つまり「頼むことで迷惑をかける」よりも、「頼まなかったことで大きな迷惑をかける」ケースの方が多いのです。
頼ることは、チームを守る行動でもある――
そう意識してみてください。
■頼みごとのコツ①:「頼むことは相手のためにもなる」
「何か手伝いましょうか?」と声をかけてもらった時、「申し訳ないから大丈夫です」と断ってしまう方もいるでしょう。
でも、その人は本当に「手伝いたい」と思って声をかけてくれたのかもしれません。
・自分の仕事が一段落して手が空いた
・あなたの様子を見て心配してくれた
・チーム全体を早く終わらせたいと思っている
理由はさまざまですが、頼まれた方も役に立てることでやりがいを感じることがあります。
だからこそ、素直に「お願いできますか?」と頼んでみましょう。
それは決して“甘えること”ではなく、“信頼を築く行動”なのです。
■頼みごとのコツ②:「頼みごとも仕事のうち」と考える
職場で大切なのは、
「決められた期日までに、求められた品質で仕事を終えること」です。
これは“自分ひとりで”やり遂げるかどうかよりもずっと重要です。
もし一人で抱えていて期限に間に合わなければ、結果的に他の人の仕事にも影響が及びます。
それなら早めに周囲へ協力をお願いした方が、チーム全体の成果にとってプラスになります。
つまり「頼みごとができる」というのも、社会人として大切なスキルの一つなのです。
■大切なのは「自分で全部やること」ではない
「自分の仕事を人に頼むのは申し訳ない」
――その気持ちはとてもよく分かります。
けれど、仕事において本当に避けたいのは、頼めずに期限を過ぎてしまうことです。
「頼むこと=迷惑をかけること」ではなく、「頼まないこと=チームに迷惑をかけること」になる場合がある。
その違いに気づくと、気持ちが少し楽になるかもしれません。
最初は難しくても大丈夫。
少しずつ「頼む練習」をしていきましょう。あなたの働き方が、きっともっとスムーズになりますよ。
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