ブログ

清澄白河
卒業生ブログ Part.1
公開日:2025.11.10
更新日:2025.11.10

こんにちは。アクセスジョブ清澄白河に通所していた元利用者です。
この度、ありがたいことに就職先が決まり、アクセスジョブを卒業することになりました。
このブログでは、何をするのも不安がり、自分を責めてしまっていた私が卒業するまでにどのようにアクセスジョブで過ごし、どうやって少しずつ自信を付けていったのか、自分を許していったのかを振り返りたいと思います。
長くなってしまったので、3回に分けて連載します。
今回はPart.1 通所編 をお届けします。
まずは通所前の私についてお話しします。
通所する前は病気に対する対処方法が薬を服用して落ち着くまで待つといったことしかできず、生活リズムも一定ではなく崩れていました。
気持ちの面でも不安が強く、症状が出た際に自分を過度に責めてしまい、働きたい想いはあるが働くことへの恐怖、そもそも障害を持ちながら働いたことがなかったので、今の自分はちゃんと働くことができるのか…などたくさんの不安を抱えていました。
最初は通所できるか不安だったので、無理なく始められるように週3からスタートし、だんだん時間を増やし、自分のペースに合わせて通所させていただきました。
訓練内容は個別プログラムや集団プログラムに参加し、呼吸法やセルフケアトレーニング、健康管理、生活リズムの改善方法から自己理解や自己分析、認知行動療法、リフレーミングやパソコンスキルを学ぶためのe-ラーニングなどさまざまなことを行いました。
プログラムは自分で決められ、興味のあるプログラムや自分がやりたいことを優先して行わせていただけるのでありがたかったです。
私の特に一番受けて良かったプログラムは認知行動療法の7つのコラムとセルフケアトレーニングです。
7つのコラムはつらい出来事があった時、自分を許せなく責めてしまった時に行っていました。反証と適応的思考が全く思い浮かばず、支援員さんの力をお借りしてなんとか導き出していました。
このコラムでは、不安やネガティブな感情により考えが固く狭くなってしまい、そのため自分を責めてしまうということを意識でき、その考えを柔軟にしてポジティブに変換する方法、自分を許し褒める方法を学びました。就職した今も時々行っています!
セルフケアトレーニングでは、自分の体調がただ「体調が悪い」だけではなく、具体的な状態を把握し、その状況にあったセルフケアをすることの大切さを知りました。
セルフケアの例なども教えていただけるので、自分にあったセルフケア方法も見つけることができました。
このように日々訓練を行い、生活リズムも整い始め、自分でも知らなかった新たな自分を発見でき、少しずつ症状に対してのセルフケアや対処方法も確立していきました。
Part.1 通所編はここまでです!
次回のPart.2 就活編 をお送りいたします。お楽しみに!