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失敗を怖がらずに、前に進むための考え方|アクセスジョブ静岡
公開日:2025.11.20
更新日:2025.11.19

みなさんこんにちは!就労移行支援事業所アクセスジョブ静岡です。
アクセスジョブ静岡でみなさまとお話をしていると、「失敗することが怖い」と感じている方がとても多いように思います。
誰だって失敗はしたくないですよね。
しかし、「失敗しないように」と考えると、準備や努力、工夫など“やるべきこと”がどんどん増えてしまいます。
すると次第に「失敗しないこと」が目的になってしまい、本来の大切な目的を見失ってしまうのです。
就職活動の例で考えてみましょう
就職活動をする理由は「仕事に就くため」ですよね。その背景には「お金が欲しい」「安心したい」「社会的信頼を得たい」など、さまざまな動機があります。
ところが「履歴書で失敗しないように」「面接で失敗しないように」という考えにとらわれると、苦しくなってしまい、「何のために就職活動をしているのか」が見えなくなってしまいます。
だからこそ、一度立ち止まって「失敗とは何か」を考えてみることが大切です。
そもそも「失敗」ってなに?
私は新卒で入社した職場で、大きな遅刻をしてしまったことがあります。
出張が多い仕事だったのですが、その日は「福井から広島へお昼までに移動する」というスケジュールでした。
慣れない土地で路線も分からず、乗り換えも不慣れ。結果的に「絶対に間に合わない時間」で電車に乗ってしまい、大遅刻となりました。
仕方なく上司にすぐ連絡し、遅刻することを報告。私は合流できず広島のホテルで待機することになりました。
今でも「やらかしたな」と思いますが、それを“人生の大失敗”と捉えて落ち込み続けているかといえば、そんなことはありません。むしろ笑い話になっています。
なぜなら、お客様や上司に迷惑はかからず、叱られはしたものの、その後は「失敗談」として場を和ませるきっかけにもなったからです。
つまり、これは単なる「出来事」でしかなく、「失敗」と捉えるか「笑い話」と捉えるかは、自分の気持ち次第なのです。
「失敗だ!」と落ち込む前に考えてみること
多くの方は、私の体験を聞くと「大失敗だ!」と不安になるかもしれません。
しかし「失敗だ」と思った瞬間に落ち込み、動けなくなってしまうと、状況はさらに悪化してしまいます。
もし私が報告をしなかったら、上司が客先に遅刻してしまったかもしれません。そうなると本当に「大失敗」になっていたでしょう。
実は、仕事で大きく叱られるのは「他人に迷惑をかけた時」です。自分だけの問題で済む場合、周囲はそれほど強く責めないものです。
大切なのは、「失敗した」と思った瞬間に立ち止まるのではなく、「次にできること」を考えることなのです。
大失敗をしても気にしすぎない
完璧にミスなく仕事をする人はほとんどいません。誰もが日々、小さなミスをしながら仕事を続けています。
だからこそ大切なのは、
- ミスを減らす工夫をする
- ミスしても必要以上に落ち込まないようにする
- ミスしても許されるような人間関係を築く
という3つの意識です。
「ミスをゼロにする」のは難しいですが、「ミスをしても立ち直れる心構え」を持つことで、失敗を必要以上に怖がらずに前へ進むことができます。
「失敗したらどうしよう」と不安で前に進めなくなっている方は、ぜひ「失敗は避けきれないもの」と受け止め、「失敗したらどうするか」を考える習慣を持ってみてください。
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