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清澄白河
冬といえばこたつ!こたつの歴史と秘密、知っていますか?
公開日:2025.11.28
更新日:2025.11.28

こんにちは。
最近は一段と寒さが身にしみてきましたが、みなさんはいかがお過ごしですか?
寒い季節になると、つい恋しくなるのが「こたつ」。
我慢できず、こたつを出した方もいらっしゃるのではないでしょうか。
みかんを食べながらぬくぬく過ごす光景は、冬の定番ともいえます。
温かい空気に包まれて、気付けばこたつから出られない…そんな魅力がありますよね。
今回は、そんなこたつにまつわる“少しだけ知っていると楽しい豆知識”をご紹介します!
● 室町時代から続く、長い歴史
こたつのはじまりは、なんと室町時代。
当時は家の真ん中にある 囲炉裏(いろり) を利用し、その上に櫓(やぐら)という台を置き、布をかけて暖を取っていました。
この「囲炉裏+布」こそ、こたつの原型とされています。
その後、時代が進むにつれて囲炉裏から火鉢へ、そして昭和に入ると電気を使ったこたつが登場し、現在のスタイルが広まっていきました。
こうして見ると、こたつは「何百年も形を変えながら受け継がれてきた、日本らしい生活文化」といえますね。
● こたつが心地よく感じる理由は“熱の逃げにくさ”にあった
こたつの構造はとてもシンプルですが、実はとても合理的です。
上から布団で熱を閉じ込め、下に敷く敷布団が床からの冷気を遮断することで、限られた範囲を効率よく温めています。
さらに、布団の中はちょうどよく湿気がこもるため、エアコンとは違う“しっとりした暖かさ” が生まれるのも特徴です。
乾燥しすぎない暖かさで、つい長居してしまうのも納得ですよね。
うちの猫も一度こたつに入ったらなかなか出てきません(笑)
● こたつで眠くなるのは自然な反応
こたつに入ると、つい“うとうと”してしまう…。
実はこれ、身体がリラックスしている証拠なんです。
温かさで筋肉がゆるみ、副交感神経が優位になることで眠気が訪れます。
「こたつで寝ると風邪をひく」というのはよく聞きますが、体が休息モードに入ってしまうほど、こたつは心地よい環境ということです。
心地よいからといって、こたつで寝るのはだめですよ!
明日の自分のためにも、きちんと布団で寝ましょう。
● 電気代はとても控えめ。実は節約にもなる
こたつは、広い部屋を温める暖房とは違い、温める範囲が“自分のいる場所だけ”。
そのため、他の暖房器具と比べても電気代が抑えられると言われています。
ちょっと肌寒い日や、節約したい冬の夜など、「部分的に温まりたいときの味方」として優秀な暖房器具でもあります。
● 「こたつむり」は冬の季語
冬になると、こたつから出られなくなってしまう気持ちを表す言葉「こたつむり」。
実は俳句で使われる、れっきとした季語です。
冬の静かな時間や、家の中のぬくもりを思い浮かべられる、なんとも日本的で愛らしい言葉ですよね。
●こたつは“人が集まる場所”という魅力も
こたつには、自然と人が集まります。
家族が足を入れながらおしゃべりしたり、お茶を飲んだり、みかんをむいたり…。
こたつを囲むと、どこか気持ちがほぐれ、普段より会話がゆっくり続くような、不思議なあたたかさがあります。
暖房器具としてだけでなく、「人をつなぐ場所」という魅力も、こたつが長く愛される理由なのかもしれません。

こたつは、ただ足元を温めるだけの存在ではなく、長い歴史の中で育まれ、暮らしの中で親しまれてきた日本ならではの文化です。
寒くなる季節、こたつでぬくぬくしながら、こうした小さな豆知識を思い出していただけたら嬉しいです。