クリスマスイブに振り返る　胸が熱くなった小さくて大きな一歩の話

こんにちは、2025年5月1日開所した、就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見です。

12月24日、街はクリスマスムード一色ですが、事業所では今日もいつも通りの訓練、支援が行われています。

一年の終わりが近づくこの時期、支援員として今年を振り返ると、どうしても思い出してしまう「忘れられない成長の瞬間」がいくつもあります。

就労移行支援というと、「就職できた」「スキルを身に付けた」「出来なかった訓練ができるようになった」といった、分かりやすい成果に目が向きがちです。
しかし、個人的に強く印象に残っているのは「一見すると小さく思われるかもしれない成長の瞬間」でした。

例えば、発言することが苦手だった方が、グループワークの感想を一言だけ話してくれたこと。
半日通所だった方が、時間を伸ばして1日通所することが出来たこと。
ついつい夜更かししてしまい、朝苦手だった方が生活リズムを整えて、朝から通所することが出来るようになったこと。

どれも大きな出来事ではないかもしれませんが、その背景には、その方なりの葛藤や努力があります。

私たち支援員は、利用者さんの「できていないこと」ではなく、「昨日より少し前に進んだこと」に目を向けるようにしています。
なぜなら、就労に向けた準備は一直線ではなく、立ち止まったり、戻ったりしながら進むものだからです。

今年出会った多くの方々から、私たち自身も「待つことの大切さ」「信じ続けることの意味」を学ばせてもらいました。
支援は一方的に与えるものではなく、共に考え、共に積み重ねていくものだと改めて感じています。

もし今、就労や将来について悩んでいる方がいれば、焦らなくて大丈夫です。
小さくて大きな一歩を大切にしながら進んでいく場所が、ここにはあります。

クリスマスイブの今日、そんな一年の出来事に感謝しながら、また明日からの支援に向き合っていきたいと思います。

▼2025年5月に開所した就労移行支援アクセスジョブ名古屋伏見では、いつでも見学・体験・相談も可能です。
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